ベクトルストア(ベクトルデータベース)とは?
U3
2026/1/15
2026/1/15
ベクトルストア(Vector Store)/ベクトルデータベースとは、テキストや画像などのデータを数値のリスト(ベクトル埋め込み)として保存し、意味的に類似した情報を高速に検索・取得するための特別なデータベースです。
生成AIのRAG(Retrieval-Augmented Generation)システムなどで使われ、単なるキーワード検索ではなく、内容の類似性に基づいて関連する文書やデータを探し出す役割を担います。
ベクトルストアの主な機能と役割
- ベクトル埋め込みの保存:
- テキスト、画像、音声などのデータを、機械学習モデル(埋め込みモデル)を使って高次元の数値ベクトル(数値の配列)に変換し、保存します。
類似性検索:
- 保存されたベクトル群の中から、クエリ(質問)のベクトルと最も「近い」ベクトル(意味的に類似するデータ)を効率的に見つけ出します(例:K近傍法、ANNアルゴリズム)。
RAGのバックエンド:
- 生成AIがユーザーの質問に対して、社内文書や外部データから関連情報を検索して回答を生成する(RAG)際の、情報検索部分を担います。
データの前処理:
- Vector Storeは、ドキュメントの分割(チャンク化)やベクトル化、インデックス作成といったプロセスを自動で行うこともあります。
なぜ必要か?
意味検索の実現:
従来のデータベースでは困難な、意味に基づいた複雑な検索を可能にします。
生成AIの強化:
AIが持つ知識だけでなく、最新の情報や特定の業務データに基づいて回答できるようにし、回答の精度と信頼性を高めます。

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