自作巣/クワガタアリの土飼育
投稿:ヤモリ
懲りずに土飼育の自作巣について投稿します。
飼育が少し癖があると言われるクワガタアリですが、土飼育にしてからすごく安定して増えています。
土は赤玉、ソイル、ヤシガラ(割合多め)をブレンドし、あとは竹炭も入れて臭い取り対策もしています。
最初は100均で売っているクリアボックスの大きいのを使っていて、蓋をくり抜きステンレスメッシュに張り替えて飼育していました。
土を多めに敷いていると、自然界てはクワガタアリが濾斗状の穴を作るそうですが、その巣穴を再現することができました。
飼育しているうちにワーカー数も増えて手狭になったので、同じケースを重ねておいて、2段構造の巣に拡張させました。
1段目と2段目をつなぐところはチューブを四隅にさして行き来できるようにしています。
自然界での巣穴はその時点で無くなりましたが、チューブの近くに餌を入れておくと勢いよく引きずり込む姿が見られるようになり飼い主的には満足です。
土飼育は壁面が土で覆われたり、中が見づらいなどの欠点はありますが、隙間から幼虫や卵が見えた時に安定していることも伺えますし、なによりも自然に近い姿になってるんではないかと飼い主的には思っています。
また、部屋の電気を真っ暗にして懐中電灯で照らすことで幾何学的な巣の構造をじっくり観察できるのは土飼育者ならではの楽しみではないかなと思っています。洞窟みたいでカッコいいですよ!