ギガスオオアリ・Dinomyrmex gigas
こんにちは、今回ギガスオオアリについて書かせて頂きます。
和名ギガスオオアリ
学名Dinomyrmex gigas
体長
女王 31mm程
ワーカー 21-28mm程
温度 21-31℃とされている。
湿度 50-70%とされている。
アジア圏内のアリでとても大型のアリとなります。
あまり国内での飼育情報がなく
写真のコロニーは度重なる引っ越し(自身の)に伴い既に手元にないものになりますが今後飼育する方の参考になればと思います。
飼育ケースは立て置きの石膏巣もしくは太めの試験管石膏巣にて飼育可能です。
(新女王に関しては試験管石膏巣にて飼育しておりました。)
写真の巣は自作の石膏巣です。
メインの餌は蜜系の餌をメインに与えておりました。ゼリーも食べます。
頻度としましては1週間に3-4回程度です。
肉餌は1週間に1-3回程度です。
うちでの飼育温度は23-25℃です。
この温度で問題なく飼育出来ており
新しいワーカーもしっかり羽化しておりました。(写真の3枚目は羽化したてのワーカーです。)
湿度に関しましては生息している所に
スコールがよく有るとの事なので気持ち高めにしております。
ストレスに関しては弱いようで光や振動が頻回に当たったりすると卵食を良くしておりました。
目隠しやケースの下にゴムシートを敷くと良いです。
調子が良いとかなり卵を産みます。
餌場は広めにとっておき通気口が有ると良いでしょう。
パニックになった時、蟻酸で中毒死してしまいます。
国産種の蟻酸とは違いメジャーワーカーもしくは女王から噴出される蟻酸は霧状ではなく雫で出てきたりします。
触れていた皮膚の薄いところはヒリヒリし
ものは試しと舐めてみたことは舌がおかしくなりました。(言葉では言い表せません。)
なので、餌場が狭いと結構キツイです。
それに伴いあまり生きている状態で活餌を入れると狩の際に蟻酸を出しそれで弱るので注意が必要です。
温度やストレス、そして餌の上げ方を気をつければ割と普通に飼育出来たりします。
個人的には簡単ではないが
全く飼育出来ないアリではないです。
新女王に関してはとにかく放置です。
乾燥に気をつけ心配で有れば時折餌をあげる程度にしましょう。
変に覗いたりすると普通に卵食を行います。
飼育に関する基本的なことは以上です。
コメント
大きいですね! スクラッチャー(ありんこの家)さん: 2021-06-27 08:08:23
私の中の1番大きなアリはクロオオアリです。
ギガスオオアリはとても大きいですね!!
難易度が難しいアリも飼育できるなんて
アリ飼いの天才だと思います。
私もギガスオオアリも買ってみたいんです。
まだ子供なので外国産のアリは購入出来ないですが
10年後が待ち遠しいです。
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