青森県 緑豊かな地域「王余魚沢(かれいざわ)」
投稿:京万代
青森県浪岡地区にある22の集落の一つ「王余魚沢(かれいざわ)」。緑あふれる山あいの集落に魚の名前が付いているのが面白いです。
まずこの王余魚(王餘魚)はあの魚のカレイです。中国の故事ではこのような表記になっているのですが、「王が鰈を食べた時、半身を余した魚」という故事の一文から取って付けられたとされています。浪岡城を築いた、北畠顕義(きたはたあきよし)を王になぞらえ、その北畠顕義がカレイを食べて集落を開いたという説があります。しかし、中国故事的には王余魚は「ヒラメ」も含めた言い方なので、これはどうなのかとも思います。
他にも津軽平野から陸奥湾にぬける旧街道の峠、ここで一息腹ごしらえをする枯飯饗に由来するという説もあります。
コメント
まだありません。
コメント
返信
コメント
コメントを削除
この操作は取り消しできません。本当に続けますか?