10/16 中村香住さん「アイドルとフェミニズム:パーソナリティ消費、SNS労働、24時間『見られ続ける』こと」
アイドルと呼ばれる芸能者について、ポストフェミニズム論/第三波フェミニズムの視点から検討し、「卒業」制度や「恋愛禁止」などアイドル業界における因習についてもフェミニズムの観点から分析を行う。その上で、『アイドルについて葛藤しながら考えてみた』(香月孝史・上岡磨奈・中村香住編著、青土社、2022年)の各章で触れられているトピックや論点、例えばコンセプト化した「ガールクラッシュ」やパーソナリティ消費について、議論を紹介しつつ、受講生とともに葛藤しながら考えたい。
予約 https://geinou-femizemi.peatix.com/
日程 10月16日(水) 19:00~21:00
主催 ふぇみゼミ
講座名 「『芸能』を問い直す~ジェンダーと民主主義の視点から」第3回
講師 中村香住(なかむら・かすみ)さん
神奈川大学人間科学部非常勤助手。専門は文化社会学、ジェンダー・セクシュアリティ研究。第三波フェミニズムの観点から日本のポピュラーカルチャーについて研究をおこなうかたわら、レズビアン当事者として“恋愛至上主義にノれないセクシュアルマイノリティ”の居場所作りにも取り組む。 Twitter:@rero70
講座概要 「『芸能』を問い直す~ジェンダーと民主主義の視点から」
2021年度から始まった、ふぇみ・ゼミ&カフェによる「問い直す」講座。
2021年度は「教育」を、2022年度は「メディア」を、2023年度は「労働」をジェンダーや民主主義の視点から問い直してきました。
4年目となる2024年度は「芸能」を問い直します。ジャニーズの性暴力問題をきっかけに日本の芸能界の様々な問題が露呈し、問題視されています。広告という視覚的なイメージを通して再生産される伝統的なジェンダー観。映画業界に存在するジェンダー格差や人種格差。アイドルの「卒業」制度や「恋愛禁止」などの慣習をフェミニズムの視点からどう考えればよいのか。不安定な労働環境が芸能者にもたらす経済的・肉体的・精神的重圧をどう軽減していけるのか。「文化」と「政治」を切り離そうとする力が大きくなっている今だからこそ、「芸能」をジェンダーと民主主義の視点から政治的に問い直します。
参加費
一回券
・一般 1,980円(税込)
・2024年度寄付者〈1万円以上〉・学生 1,650円(税込)
・2024年度ふぇみ・ゼミU30受講生 1,100円(税込)
全回通し券(全8回)
・一般 13,200円(税込)
・2024年度寄付者〈1万円以上〉・学生 10,560円(税込)
*2024年度ふぇみ・ゼミU30参加者年間パスポート・寄付者パスポートをお持ちの方は無料で受講できます
お問い合わせ
ふぇみ・ゼミ&カフェ事務所
〒115-0044 東京都北区赤羽南2丁目4−7 鷹匠ハイツ403
メール:femizemi2017@gmail.com
HPアドレス https://femizemi.org/
申し込みサイト https://peatix.com/group/7235540
寄付サイトSyncable:https://syncable.biz/associate/femizemi/
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Facebook https://www.facebook.com/femiseminar/
Instagram @femizemi
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