主に後期高齢者(70歳以上くらい?)を対象とした、通帳預かりサービス
最近は断捨離片付けブームがあり、それに伴って汚部屋やゴミ屋敷なども以前より問題視されています。
片付けが苦手で片付かないぶんには習慣づける事で治せるものですが、その中でも後期高齢者は大事な物やよく使うものほど自分の目に見える範囲に出しておかないと不安になってしまう傾向があるのだそうです。
ご自分が困らないために物を出しているだけの事が、結果的に散らかる事になってしまうのだそうです。
また引き出しなどにしまったとしても、どこに入れたか忘れやすくもなるため、片付ける習慣をクセづけるというだけでは解決できない問題となっています。
衣類やメガネや雑貨類など、生活用品であれば多少は散らかったとしてもそれほど問題はないと思います。
しかしお年寄りは鍵などの貴重品、特にお金の事に直結する通帳や印鑑を際立って気にされるがゆえに、自分に分かりやすい場所イコール、誰にでも分かりやすい場所に置いたりしてしまいがちです。
また、雑多においた生活用品の中に紛れて、いざという時ほど見つけられなくなる事もあります。
しかしそれでは本当にどこか別の所に置き忘れてきたり、落としていても物に埋もれて紛失に気付くまでに時間がかかる可能性があります。
それにもう少し若年層であれば、万が一紛失したとしても携帯にあらかじめ登録してある電話番号や、キャッシュカードにある問い合わせ先、金融機関のwebサイトからカスタマーサポートの電話番号を調べるなどしてすぐに対応できますが、後期高齢者になってくると不安とパニックが一気に押し寄せて、とっさにどう対策したらいいのか?どこに電話したらいいのか?と混乱してしまったり、電話番号をどこに書いたかが分からなくなったり、あわてて親族に電話しても仕事中で繋がらない…など、対策と対応が難しく遅れがちになってしまいがちだと思います。
そういった事にならないために、お住いの最寄りの銀行や郵便局が、私書箱よりもっと小さなサイズの集合ロッカーなどを設置し、格安でその金融機関の通帳を預かってくれるサービスがあるといいなと思います。(UFJならUFJの通帳のみ、ゆうちょならゆうちょの通帳のみ)
ロッカー式では鍵を紛失した場合に悪用も考えられるので、あくまでも預かるのは該当の金融機関の通帳のみ。
印鑑は金融機関の発行しているものでもないので、自己責任でご自宅で保管して頂く形で。
それであれば、もしふいに通帳が自宅になくて不安になったとしても、印鑑は手元にあるのでお金は動かせないと高齢者もご納得できると思いますし、万が一強盗などが起きたとしても手出しができません。
最寄りの局に行く時は、鍵と印鑑だけ持って出るだけなので高齢者ご自身の負担も減らせ、道中での紛失や置き忘れのおそれも無くなり、安心できるのではないかと思います。
(それでも通帳は手元に置いておかないと気が済まないというお年寄りもいらっしゃるかもしれませんが…)
この様なサービスがあれば離れて暮らしている身内親族も安心できますし、需要のあるサービスとなるのではないかと思います。
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コメント
良いですね 匿名さん: 2016-10-23 07:06:20
貸金庫より安価で手軽に通帳を預かってもらったらありがたいですね。ご提案のように信頼できる通帳発行者が預かるなら安心感がありますね。
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そういうサービスがあるといいですね Liliさん: 2016-11-01 20:30:39
整理整頓が下手でものをなくしやすいので、通帳を預かってくれるサービスがあったら是非使いたいです。
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