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エッコ さん

  
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このゲラが届く少し前~この感想を書く間に、地元知人のお煎餅屋さんが建物老朽化・高齢化のため春を迎える前に閉店すると聞いたり、友人の旧家を整理する話が耳に届きました。

かつては他人事として聞いていた話がグッと身近になり、自分もそのような年齢になったのだなと感じました。


今回の作品を読んで、おそらくどんな人にも既に記憶の中で思い出になってしまったニューヨーク製菓店のような場所があり、キムヨンスさんと似たような体験をしているのではないかと思いました。


ニューヨーク製菓店に訪れた機会のようなものも体験しますが、心が騒ぎそれを乗り越えるたびに『以前と同じように眺められるようになったという事実がありがたいだけだった』という、日常が戻り全てのことが穏やかに感じられることは何より幸せだと思います。

そしてその日々がまだまだ長く続いてほしいと思ってしまう。


時の流れとともに形あるものは無くなり、いつかは自分もその流れと同化するんだろうと思うと、まだ実感はないものの寂しさや不安・諦めも出てくるのでしょう。


お父様の手紙の『どうせ人生とはそういうもので"は"ないか』については色々な解釈を思い浮かべては打ち消して…を繰り返しています。

この真意を汲み取るにはまだ時間がかかりそうです。


寂しさや不安が訪れたときにはキム ヨンスさんのおっしゃる灯りをともして、暖かな気持ちをよみがえらせ心の穏やかさをとりもどせると良いな…と思いました。


読んだ人の心に明かりを点す作品ですね。


ありがとうございました。

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