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慶子 さん

  
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ずっと気になっていたキムヨンスを初めて読みました。


「私はニューヨーク製菓店があったあの街から消えた店を全部記憶している」(7頁)


小説の中の"私"の話を読み進むにつれ、自分が育った駅前の風景を思い出し、初めて食べたフランスパンは駅前の小さなパン屋さんだったこと、駅デパートのクリスマスの飾り付け、私が育ったマンションが取り壊され、来春には全国チェーンのシティホテルになること等々、そして、両親のこと。全編を通して、自分のことと重ね合わさずにはいられなかったです。


きっと、多くの読者が同じ気持ちになって、懐かしさとほんの少しの寂しさを感じながら読むことでしょう。そして、最後の2行に小さく2度ぐらい、うなづくんだろうな。

単行本には韓国語の原文も掲載されるとのこと。そちらの方も頑張って読んでみたいし、まだ読んでない他のキムヨンス作品も読んでみたいです。

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