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澤村 明亨 さん

  
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作者の記憶にあるとおり、自身にとってはたわいなくなんでもない「(カステラの)キレッパシ」のような物事でも、他の人(たとえば読者)から見えれば、かけがえなく輝く宝のようなものと感じることもある。『ニューヨーク製菓店』は、語り手キム・ヨンスが記憶の中に浮かび沈みゆく過去を思い出そうと、行きつ戻りつ逡巡して、たどたどしささえ憶えるような文章の行程から、輝く光の残像のようなキレッパシの光景が、きらきらと浮かび上がってくる。人が死ぬときに思い出す記憶も、こんな失われた光の輝きと残像に満ちたものなんだろうな…と思う。

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