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kan さん

  
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今回、作者の作品を初めて読みました。

感想を書く、という意識だったので、ゆっくり読みました。久しぶりでした。

不思議な読書体験でした。

作者の語り口と内容は、私をスルスルっと素直にし、全てが自然と私の心身に染み渡りました。

私は行ったこともない国の路地に立ったし、白熱灯の下、小麦粉の焼ける匂いを嗅ぎました。

「予感は悪いことの方によく倒れるものだ。思い出がしばしば良いことの方にのみひた走るのとはまるで違う。ぜんぜん違う。

それゆえに、人生とは思い出だけで語るのがいいだろう。」

は、私の思いそのもので、私が書いた言葉なのかと勘違いしそうになり、

34ページの「ある日、私はふと、もう自分が」から35ページの「受け入れることができるようになった。」は、私が常々祈るように願ってることが書かれており、涙が溢れました。


この作品は自伝的小説であるという。どこまでが事実なのかはわからない。もし本当に鉛筆で書いた自伝であるとするならば、作者のリアルな言葉が、虚構だったとしたら、完璧な小説世界が、一読者を丸裸にし、これからの人生に灯を送ってくださいました。素晴らしい時間を、本当にありがとうございました。

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