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mmm さん

  
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パン派のわたしは、このタイトルから、てっきりパンにまつわる小説だと思って応募したのですが、早々にそれは勘違いであることがわかりました。

そして、これは私の父の物語でもあると思いました。


私の父は東北の生まれで、父の母(私にとっての祖母)は、自宅の一角で町の生活雑貨店を営んでいました。祖母は3人の子供を育てながら、一人でお店を切り盛りしていました。売るものは違えど、ニューヨーク製菓店と似たシチュエーションです。

時代が経過し、生活雑貨店はコンビニにとって代わられたこと、自身が高齢になったことなどにより、祖母はお店を畳みました。更に時が経過した現在、父の実家には住む人がいなくなり、実質的に空き家となっています。


前置きが長くなりましたが、この空き家を更地にするという提案について、父はなかなか首を縦にふりません。地震をはじめとする自然災害への合理的な対応策を講じるわけでもなく、ただ寡黙に反対しています。

ニューヨーク製菓店を読み進めるにつれ、父の中には周りの人間が考える以上の想いがあって、それを軽んじてきたのではないかと涙が溢れました。

父が人生の灯りと折り合いをつける日がやってくるのかはわかりませんが、原書も読みながら待ちたいと思います。


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