京都府京田辺市が、高齢者と学生の同居マッチング事業を後押し「京田辺ソリデール」
京都府京田辺市が、2019年から行政として高齢世帯と学生のホームシェアマッチング事業をスタートしています。
他府県では、NPOなどが同様の活動をしている例がありますが、行政として取り組んでいるのは、都道府県単位では2016年から「京都ソリデール」を始めている京都府、そして市区町村単位では、京田辺市のみです(2021年現在)。
実際のマッチング活動は、京田辺市の委託を受けたマッチング事業者(京都高齢者生協くらしコープ)が行っています。空き部屋を貸してもよいという高齢世帯と、高齢者との同居を希望する学生さんを募集し、ヒアリングとマッチングを行っています。
京田辺市内には同志社大学のキャンパスが
京田辺市には、同志社大学京田辺キャンパスがあり、理工学部などの理系学部や同志社女子大学があります。隣接して同志社国際高校もあります。
また、京田辺市はJR学研都市線や近鉄京都線を使って大阪市内、京都市内、そして奈良方面へのアクセスも良く、通学可能な大学が多数あります。
経済的な事情などで低家賃での住まいを探している地方出身の学生さんなどは、選択肢として問い合わせてみてはいかがでしょうか。
もちろん経済的事情だけでなく、「高齢者との同居に興味がある」「力になりたい」といった動機でエントリーする学生さんもおられます。
他と違った経験ができる「京田辺ソリデール」は、新入生、受験生の方もご相談可能です。
申し込み先
空き室を提供したい高齢世帯の方、高齢者との同居を希望する学生の方、ともに下記から応募できます。
共住(ともずみ)プロジェクト
京都高齢者生協くらしコープ
https://kyoto-koureikyo.jp/tomozumi/
参考記事等
「高齢者と学生の異世代ホームシェア~新しい同居のカタチ~」無料セミナー(京田辺市主催)
学生と高齢者ともにメリット 京田辺市の次世代型下宿「ソリデール」とは?
関連する投稿
-
「一人じゃないから寂しくない」高齢者と若者の暮らし シングルマザーが始めた"異世代ホームシェア"
「一人じゃないから寂しくない」高齢者と若者の暮らし シングルマザーが始めた"異世代ホ...
-
-
コメント
まだありません。
ログインしてコメントを書く