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私のこれまでの人生と農業について

投稿:木村元康  
ウォッチ 1

ご縁に恵まれまして、こうして農業について書かせていただく機会を得ましたので、私にとっての農業について思いなど、記させていただきたいと思います。

まずは

自己紹介から、山形県鶴岡市で親元就農予定の、木村元康といいます。今は品川にある日本農業経営大学校で農業経営について勉強中であります。実家は6,5haの水稲と、約3,5haのだだちゃ豆の栽培を中心とし、父と祖父母で専業農家を営んでいます。卒業後は、5年以内をめどに経営継承を予定しています。

次に

私が農業を目指すきっかけになったことについてお話したいと思います。とはいっても、物心ついた時には父の背中にあこがれ、なんとなくこんな農家になりたいなぁと思っていたので、具体的な出来事というものはないのですが・・・(笑)

改めて考えますと、我が家の商品を買ってくれていたお客さんの存在が大きいのかなぁ、と思います。我が家には直接我が家から農産物を買ってくれているお客さんがいて、中には10年以上前から買ってくださっている、という方もいらっしゃいます。私が幼い時も、直接家に買いに来てくださるお客さんや、「今年もおいしいだだちゃ豆、楽しみにしています」とのメッセージを添えて注文を下さるお客さんがいました。私は、そんなお客さんと両親、祖父母が話している雰囲気がなんだか好きで、お客さんが来ると一緒に出ていって可愛がってもらってもらったりしていました。その時間は、お客さんも、家の人も、みんなうれしそうな顔をしていて、とても幸せを感じる時間でした。そんな雰囲気が、私は好きなのだと思います。ただの消費者と生産者の関係ではなく、農産物を通してつながりが生まれ、より深い関係を築いていく。そんな価値を生み出す農業という仕事にあこがれたのだと思います。

父がそういったお客さんとの関係を持っていなかったら、ここまで農業に魅了されることはなかったのではないかと思います。

最近お客さんとのつながりを感じた出来事がありました。日本海沖で地震があったときの事です。幸い大きな被害はなかったのですが、地震の翌日、毎年ご贔屓にして下さっているお客さんから、ご心配のお電話をいただいたのです。ちょうど家にいた私が電話を取らせていただいたのですが、朝のニュースを見て心配になりお電話くださった、とのことでした。私は、そのお電話が嬉しくて嬉しくて、たまりませんでした。私はそのお客さんが、どんな経緯で我が家の農産物を買ってくださっているのかは分かりません、しかし、遠く離れた所に住むその方が、心配して電話をかけてくださるほどの存在に、我が家はなっていたのです。とても心が温かくなりましたし、そんなお客さんに恵まれている環境が、とてもありがたく思えました。なかなか、欲しいと思って手に入る環境ではないと思いますが、これから私も、お客さんとはそんな付き合いをしていきたいと強く思いました。

さて、

私が農業を目指すのは、農業を通してつながりを築いていきたいから、ということで、次に農業を通して何をしていきたいかについて、書かせていただこうと思います。

つながりを大事にしたいのは、お客さんとだけではありません。私が生まれ育ってきた地域のつながりも、守り、育てていきたいと考えています。私が育ったのは、市街地からは少し離れた、昔ながらの慣習が残り、村中の人はほとんど知り合い、そんな集落です。季節ごとの行事や、消防団、青年部、生産組合などの集まり、、、集落全体で支えあって生きている、という雰囲気が残る地域です。私も、「おはよう、いってらっしゃい」「おかえり」そんな声をかけてもらいながら小学校時代を過ごし、駅伝大会、地区運動会、夏祭り、秋祭り、、、と、地域の中で育てられてきました。そんな地域で、地域の中が主な仕事の場となる農業をしていくにあたり、私は市内に働きに行く人以上に、地域を支える存在になっていきたいと思います。どうしても、市内の会社勤めになってしまうと、地域行事への参加も、予定が合わない、等になってしまうと思います。その点、農家は地域内や近郊で仕事をしているので、地域に割くことのできる時間が大きくなると思います。ですので、地域の事は私たち農家が中心になって支えていきたいと思います。それは、自分を育ててくれた地域への恩返しでもあり、これからの若い世代が地域を好きになってくれることへの投資でもあるからです。目指すのは、いつでも「ただいま」と帰ってきたくなるような地域です。

他には、

食育という観点で、子供たちと関わっていきたいと考えています。食を生み出す農業という仕事をしているからこそ、学校教育では教えてくれない食の魅力、役割を伝えることができると思うのです。それは、食料生産に携わっているからこその言葉であり、知識を得たからといって、先生が子供に語り掛けても伝わりにくいのではないかと思うのです。そんな役割を果たしていきたいと思います。

地域の子供たちはもちろん、都市部に暮らす子供たちにも、食に関心を持ってもらえるように、夢を持たせてあげたいと思います。人は食べなければ生きていけないが、食べられるのであればなんでもいいのか?その疑問を持てるような感性を育ててほしいと思います。そのお手伝いができれば、食料生産を生業にしているということに、また新たな価値が生まれると思うのです。


長々と書かせていただきました。今回は、このあたりで締めさせていただきたいと思います。

私の農業のキーワードは、「つながり」「地域」「子供たちの未来」といったところでしょうか?

これから自分の想いをこうして形にすることが多くなってくると思うので、もっと伝わりやすく表現できるように努力します。ここまで読んでくださって、ありがとうございました(^^)/

ご縁があれば、いつかお話ししましょう。


Facebookのリンクおいておきます(*'▽')

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コメント

    矢本 さん: 2021-03-03 01:01:38

    父の背中。。自分も、必要なものをなんでも作ってしまう大工で百姓の父の存在は大きいです。人との深いつながりや信頼関係は一朝一夕ではできないもの。人徳があり、農業にひたむきに取り組んでこられたからこそだと思います!木村さんの思いやキーワードの節々にもそんな境遇からくるものを感じました。農、地域との関わり、教育は自分の活動テーマとも深くかかわるので、色々共有できたらと思います。