I LOVE IKEDA
はじめまして、澤崎竜也と申します。
矢本さんからはだいぶ前からお誘いを頂いておりながら、かなり遅くなってしまった事申し訳なく思っております🙇♂️
改めて、東京農業大学の四年生の澤崎竜也です。農大では農業経営を軸に中山間地域での農業の活性化を研究しています。
農に興味を持ったきっかけ、想い
そもそもなぜ、農業に関心を持ったのか?
これはズバリ、地元愛です。
私は福井県の池田町という人口2400人ほどの小さな農村地域に生まれました。コンビニは無いし、ショッピングセンターも無いので帰省して遊ぶとなればこの歳になっても幼馴染と自転車で町の秘境探しに出たり、魚釣りしたりって感じです笑。
実家が町唯一の豆腐屋なものですから、町民皆んなに豆腐屋の息子さんと呼ばれ愛されて育った記憶があります。
このような環境で過ごしてきたので、自然と町が好きになりました。
両親が町に欠かせない仕事をしてるのでその姿も影響があったのかな?って思います。
そんな大好きな町ですが、やはり何も無いと言われるし、徐々に人口も減るし、帰ってくる人もいない。そのような現状を見た時にとても寂しい思いになりました。
私は何も無い訳では無いけど、外からの視点で見ないと気づかない良さや池田町でしたできない何かがあるのではないかそんな思いを持って大学では北海道に出ました。
町を本格的に活性化させたいと強く思うようになったのは、高校の時だったと思います。私は小中と野球を続けてきて、高校では甲子園出場を夢見て県内有数の強豪校に進学しました。ここは福井市内だったので町からは車で1時間ほどかかる所にあります。田舎育ちの我々からすれば都会です。まさに未知の世界に踏み込んだという感覚です笑。
派手なクラスメイト、市内での遊び、流行りなど全てがカルチャーショックでついていくので毎日必死でした。
田舎に生まれた事を少し憎んだ日々です
私だけでなく、池田町で生まれた同級生達は幼い頃から20数人という環境で学んできているので、少なからず私のように苦労した人は多かったでしょう。でも今思えば苦楽を1番共にした仲間であり、心の拠り所になるような存在なので逆に良かったなと思います。
私は、自分が生まれた大好きな町を福井県民にもっと知ってもらいたいと思い、派手なクラスメイト達に分け入って、地元のPRをしまくりました。ある時は授業のスピーチ、ある時は全校生徒の前で地元をネタに芸を披露しました笑。最終的には文化祭でILOVE IKEDA Tシャツをオリジナルで作って披露しました。
生徒達からはかなり変な目で見られたし、最初の頃はよく馬鹿にもされてました。ですが、私も一筋縄には辞めなかった…ので、徐々に皆んなも諦めて受け入れてくれました笑。
最初は池田なんて知らなかった人もいたんですが、クラスメイトには少なくとも知ってもらえた自信があります。クラスだけでなく、学年を超えて知らない生徒から名前は呼ばれないけど、池田の人って言われるくらいまでになりました。
こんな日々を送る中で、本当に町を活性化させるなら何をしたらいいのだろう。
と本気で考えるようになり、そこで町にあるものは何か色々と見つめ直した時に、都会みたいにゲーセン、カラオケは無いけど、山や川、地域コミュニティ、有機の農業など農村に根づいている価値が沢山あるじゃないかと思いました。
と、いう事で農業で町を活性化させたい。に繋がりました笑。
長くなりましたが、、
今の想いは将来池田町に帰り、生産だけでなく、体験、農村での暮らしをプロデュースしていくような事をやりたい想いがあります。そして私を含め同級生達が気軽に戻ってきて何かしら起業してくれたら嬉しいなと思います。
学んだり、沢山の方々に会う度に勉強不足過ぎる事や無力さを痛感する日々ですが、一歩ずつ夢に近づいていけるように頑張りたいと思います。
いろんな想いを共有して行きましょう!
宜しくお願い致します。
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