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千切れたノートの切れ端の。

投稿:orange rang×ok rock//らん  
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おたダムで出してたやつピックアップです。文脈めちゃくちゃなやつとかもあるけどご了承くださいませ。ちょっとずつ出していきます。



「夢の話をしようじゃないか」

この地球では、僕は君と違ってね。誰の目にも留まらない。見えないのさ。深い藍の瞳を細めて男はそう言った。形の良い朱い唇がしなる。どうして?俺は問う。どうして俺には見えているんだ?それはそうさ、だって君は特別だもの。柔い笑みを浮かべて男は訳の分からないことを言った。「君は、片目が見えるかい?」見えるさ、と返す。片目どころか、両目も見える。「本当に?」ああ、本当だよ。「僕はね、分からない。」どうして?男の瞳はどこまでも暗く、それでいて綺麗な形をしていた。有るじゃないか、君の片目は。そう言うと、男は淋しそうに嗤った。

「形が有るだけかもしれない。僕らの片目は本当は無いのかもしれない。僕はずっと、片目がないような気がしてる。」俺には分からない。そう呟く。「君は特別じゃなくなった。」泣きそうな顔で男が微笑って、ちゃぽんと音がして、それっきりだった。その日から俺はら片目がないような気がしている。

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