本サイトは、SHARE info(シェアインフォ)で作成された投稿型サイトです。
今すぐ、無料で、簡単に「投稿型サイト」が作成できます。

白猫は天使になってお空へ飛びたった

  
通報 ウォッチ 0

正直、死とかよく分からん。

じいちゃんが死んだときも、俺は泣けなかった。これは俺が小4の頃の話だ。


いつものように学校の休み時間に友達とドッヂをしていた。

休み時間が終わり教室に戻ると、先生があわただしい様子で俺に近寄り

「お母さんが門で待ってるから今すぐ荷物をまとめて行きなさい」

と言った。俺は言われるがまま門へ行き、母に訪れたことのない場所へ連れて行かれた。


俺は訳が分からなかった。

急に連れ出され来たら、目の前でじいちゃんが箱の中に。周りの大人は泣いている。

ただそれを不思議と見ていたら、黒いスーツの人が話しかけてきた。

「おじいさまの最期のお顔、見られますか?」

コクリ。無意識に首を下に振っていた。

箱を覗いてみると、じいちゃんは眠っていた。ピクリとも動かずに。

俺はようやく意味が分かった。

『じいちゃん、死んじゃったんだ___』

でももし「生きている」とでも言われたら、俺はそれを信じただろう。

じいちゃんが死んだことが受け入れられないのではない。

俺は純粋に、死んでいるとは思わなかった。

だって、ドッキリでーす!とでも言って今にも起き上がりそうなんだから。


でも次にじいちゃんを見たときはもう人ではなかった。

よく理科室にあるガイコツを粉々に砕かれたようなものだった。

俺はそれを見たときこう思った。

『人ってこんなにも簡単に、あっけなく死ぬんだ』って。

それからはあっという間に、時間が過ぎていった。

いや、めちゃくちゃ長い時間であったがあまりにも地味すぎて記憶が飛んでいるのだろう。

慌しい日々が落ち着き、ようやく元の生活に戻った。



それから数年。今まで何もなかった気がするが、明らかに心に変化がある。

それは「死」に対してだ。

今でも死ぬってことは分からない。

けど俺の人生、あっけなく終わりたくないと思った。

どっかの主人公が言ってた言葉がやけに残る。

「生き様で後悔はしたくない!」

人間なんていつ死ぬなんて分からない。この瞬間に終わるかもしれない。

だから今、この瞬間を幸せに生きよう。

後悔はたくさんある。

でも今このまま死んだら、もっと後悔する。


生きる希望があるのに、それを捨てる考えは間違ってる。

生きたいのに、その希望を掴めない人もいる。

生きたくても生きれない人々が、この世にいるんだよ...。



《あとがき》

これは先日の白猫sの事を受け、私の実体験も織り交ぜたお話です。

白猫sとはあまり話していませんでしたが、

TH民として、同じ中三として、何かを感じ取った気がします。

その「気」に任せて今回書かせて頂きました。

ド下手ですが、少しでも私の思いが伝われば嬉しいです。

最後に白猫sへ。

自身が苦しいながらもTHに幸せを届けてくれてありがとう。

心から願います。安らかに、お眠りください。

そしてお空でみんなを見守ってください。

コメント

    まだありません。

    ログインしてコメントを書く

    関連する投稿

    • 我儘。
      小説 - orange range ×ok rock... - 2021/01/13
      我儘。
      0

      ー逃げよっかな。ふと、そう思った。手に持ったペンは回りき...

    • 朝靄
      小説 - 貼れないカイロ - 2020/11/25
      朝靄
      0

      朝目が覚めて、時間の浪費を後悔する。人間は何故これほどに...

    • 暇な時にだします。
      小説 - 夏菜@百音 - 2020/11/11
      暇な時にだします。
      0

      あっちのやつも。