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早稲田政経卒「発達障害」26歳男が訴える不条理 「高学歴なのになぜバカなんだ?」と罵倒される

  
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発達障害と診断後、本当の地獄が始まった

「もっと早く、誰かに見つけてほしかった」

昨年、発達障害と診断されたソウスケさん(仮名、26歳)はこう繰り返した。早稲田大学政経学部を卒業。しかし、出版社での勤務も国家公務員の職場も長くはもたなかった。「あがいても、あがいてもどうにもならないことがたくさんありました。早期発見されていれば、あそこまで苦しむことはなかったのではないか思うと、今も悔しい気持ちです」。



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ソウスケさんが長年生きづらさを抱える中、周囲からは容赦なく罵倒された。

「ふざけてんのか!真面目にやれよ」

「高学歴なのに、どうしてそんなにバカなんだ?」

「できそこない」「甘えている」「怠けているだけ」──。

こうした罵詈雑言は彼自身に「自分は人間失格なんだ」と思わせ、自己肯定感を奪い去るには十分だった。会社を辞めた後、注意欠陥障害(ADD)と自閉症スペクトラム(ASD)とわかったが、時すでに遅し。このころには抑うつや不眠などの二次障害を発症していた。そしてソウスケさんに言わせると、本当の地獄はむしろここから始まった

引用 藤田 和恵 : ジャーナリスト 

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