北京五輪のスポンサー
来年2022年、北京五輪が予定されています。大口スポンサーはコカ・コーラ、Airbnb、P&G、intel、VISAです。アメリカ議会議員が中国共産党政権による人権弾圧を非難する声、五輪をボイコットする動きが出ている中で、開催国の変更や延期を求めるか?と上記のスポンサー上層部に疑問を投げかけたそうです。
新疆ウイグル自治区でウイグル人に対してジェノサイドを行っているという米国政府の判断に同意するか?という質問に対し、唯一肯定的な回答をしたのはintelのみ。同社は既にウイグルでは事業を行っていないことも強調。VISAは選手が出場する限りはスポンサーを続ける、Coca-Colaは全ての人権を尊重すると言葉を濁し、その他は沈黙です。
コカ・コーラは中国では余り人気がなく、VISAに至っては使えない所も多いそうです。数々の企業が、特にテクノロジー系の企業は技術を盗まれることに憤慨し撤退していく中、これからより展開していく戦略なのだと思います。
このまま何もなかったかのように北京五輪は開催されると思いますか?これだけの世界企業が人権を無視しても衰えることがなければ、皆自分の人権ばかりで、他人の人権などどうでもいいと思っていることが証明されるだけだと思います。そんな薄情で、恥ずかしい真似が出来るわけがないと思ってしまうのですが。
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コメント
難しい 匿名さん: 2021-07-30 22:03:31
難しい問題だと思います。
ウイグル人問題は本当に深刻ですが、基本的にはスポーツに政治を持ち込むべきではないと私は思っているので、北京五輪だろうとオリンピックだろうと、開催が決まった以上は決行すべきだと思います。例えばBLMがスポーツ行事でプロパガンダ活動をしているのも問題だと思っているので。今年のオリンピックでも、アルゼンチンの反イスラエル思想の柔道の選手が、イスラエル選手との対戦を拒んで(しかも2回目)、話題になっていましたね。そういうことを言い出すとキリがないと思います。では北朝鮮のオリンピック参加も却下されるべきなのか?その他の人権問題に疑問のある国でのスポーツ大会はすべて廃止されるべきなのか?だれ視点で?だれが判断をするのでしょう?結局欧米視点での偏見で判断されるだけになるのでは?
中国に経済・社会制裁を与えるなら別の形でするべきなのではと思います。
ただオリンピックも政治思想でいろいろ決定されている歴史があるので、今更「政治を持ち込むな」というのもダブスタなのかもしれません。私企業が政治的アジェンダでスポンサーしたりポリティカルステイトメントを全面に押し出した宣伝や活動をするのも今やめずらしいことではないですね。
やはり難しい問題だと思います。
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入ってる 匿名さん: 2021-07-31 07:33:27
そうですね、オリンピックは政治抜きの平和の祭典。そしてそれを利用する中国と大企業。私もオリンピック観戦が大好きで毎回楽しみにしていたのですが、こんなにも嫌いになるとは思いもしませんでした。
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寝言 匿名さん: 2021-08-11 04:22:51
希望だけ言うと北京をキャンセル。今回の東京オリンピックを考慮して、再来年辺りにまた長野でやればいいのに。
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