クラフト用紙カバーのA6文庫小説で本文に疑似小口染め

投稿:ケイ  
ブックマーク 4

仕様

A6文庫サイズ、表紙込240P

カバー有、オンデマンドフルカラー印刷


印刷

RED TRAIN様のワンブックス。


初めての同人誌作りには若干不向きな気がしますが(不備があってもそのまま印刷されるため)、1冊から作れてカバー・表紙・本文全てがフルカラー印刷なのでこちらを選びました。

ちょっとした不備なら普通に言ってくださるのと、丁寧な対応で綺麗に印刷してくださって結果的に大満足です。

小説書きとしては本文用紙の選択肢が多いだけで拝んでいるんですが、フルカラーのカバー、帯付きでも値段変わらないので破格です。


カバー・表紙

[カバー] OK未晒クラフト 108kg

[表紙] 紀州の色上質 最厚口 銀鼠(マットPP加工)


クラフト紙の手触りが好きでカバーに使いました。

手触りをそのままにしたかったのと、表紙の色がカバーについて汚れたりするのが嫌だったので表紙にマットPP加工をしています。

なのでカバーは傷みやすいですが、それもそれで味が出てきます。

細くて小さい字はかすれやすいのでそこは注意が必要だと思いました。


同人誌らしい装丁にするか文庫本らしくするかで悩んで、同人誌っぽいけど外でも見れる形に仕上げました。

遊び紙を入れなかった分、表紙はキャラのイメージ色にしています。


本文

[用紙] RTライトノベル用紙 63kg


めくりやすくて、透けにくい用紙を選びました。軽くてとてもいい仕上がりです。

黒と赤が綺麗に印刷されましたが、オレンジが黄色味というか、からし色?になったのがイメージと違った点です。


疑似小口染め

RED TRAIN様だと本文もオンデマンドフルカラー印刷なので、キャラの視点毎に小口の色を変えて疑似小口染めをしています。

現在時間は小口のみに色を入れて、過去時間のときは天地にも色を入れて雰囲気から変えています。


縦式というアプリ(iOSのみ)を使ってPNG出力してイラストソフトで1Pずつ編集しました。

奇数ページと偶数ページで疑似小口染めのテンプレを作って、そこに小説を張りつけていってます。

デジタル漫画のようにファイルがもの凄いことになるので画像に出力したあとに本文をいじってページ数がズレると死にます。


本文フルカラー印刷ができる印刷所じゃないとこの発想はお蔵入りしていたので本当に感謝しています。


疑似小口染めは色んな作り方がありますが、みなさんどうやって作ってるのかな~と試行錯誤したので誰かの助けや発想の一助に少しでもなれば幸いです。


コメント

    まだありません。

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