ブラネロ小説アンソロ
2021.9発行のブラネロ小説アンソロです。テーマは不健全&不道徳ということで、装丁も思い切り不健全で不道徳なイメージが伝わるようにしました。
【表紙印刷】
スミと特色追加でDIC592の2色印刷です。
特色の色をどうするかでとても悩んで印刷所様にも相談したのですが、結果として上記の色を選びました。特色は透明インクなので下の色が透けてしまうため、スミ印刷部分の表紙のデータは特色が重なるところを全て白抜きにしています。綺麗に重ねて印刷してくれてありがとうございます感謝しかない。
【小口染】
インモラルなので全体的に黒くしたかった!そのため印刷所選びの前提として、黒の小口染があるところで選びました。小説アンソロ故に塗り足しがないので綺麗な黒に染まりました。
【見返し加工】
もともと見返し加工が大好きなのでアンソロでも取り入れています。色は表紙の特色と同じ色にしたかったため、色数が多いNTラシャから印刷所様に相談しつつ選びました。
小口染のためにクリアPP加工をしているのですが、PP加工の反りを防ぐ意味でも見返し加工は役立ってくれるのでおすすめです。
【本文口絵】
本文の事務ページ(中扉、目次、章扉、後書き、奥付)は色上質黒中厚口に紙替えを行い、インクはノンスルー白で印刷をしています。
最初は黒ベタで印刷することも考えたのですが、本文用紙がクリーム色のため思ったようにならないなと紙替えを決意。
結果としてとてもよい仕上がりになりました。ノンスルーと言っても下の紙の影響を受けるので、少し暗めの白?掠れた感じ?が出ていてアンソロの雰囲気に合致しています。
アンソロということもあって自分史上一番装丁を凝ったのですが、イベントでも足を止めてくださる方が多くてとても嬉しかったです!
そして寄稿いただいた参加者の皆様、手に取ってくださった皆様、本当にありがとうございます!
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