特殊紙白押さえ+フルカラー印刷(202203の本)
【表紙】
特殊紙に白インク2回刷りを昔やったのを思い出し、今回は先に白を印刷する白押さえにフルカラーを載せてみようと。電話で印刷担当の人にやりたいことを説明してこまかく相談に乗ってもらえたのでありがたかった。
インク(トナー)を2回重ねた上に箔押しを重ねると箔がうまく載らないかもという話だったので、フルカラー部分のキャラ絵は小さいものを友だちに依頼。余白を花の素材で埋めようと決めていて、3月の新刊だから春の花がいいなー→桜とか梅は花が小さくてちょい地味→フリージアが好きだけどいつの花だ→(調べた)春じゃん!、というふうに決まった。フリージアも水仙も黄色。黄色の紙に黄色を刷ったけど白押さえのおかげでまあまあちゃんと色が載ったと思う。
描いてもらったのはキャラ単体絵なのでああでもないこうでもないと配置(中表紙にも使わせてもらった)。
箔押し、つや消し金と迷ったけどキラキラしてるのがやはり好きなので王道の金を選択。いま箔の種類ってすごく増えてるのでいずれいろんな色にトライしたい。
【遊び紙】
特殊紙のおかげで表紙2と3が色ついてるのに何色を合わせたらいいか思いつかなかった。ので、困ったときのクラシコトレーシング白。58㎏が取り扱いの厚さだったのでまあ遊び紙だしペラペラの薄いやつだろうと思ってたら想定外にゴツくて笑ってしまった。
【本文】
個人的に小説向け最高の本文用紙だと思ってる美弾紙が取り扱いなかったので「ざらざらしてて軽くて厚い」をクリアしてるモンテシオンを取り寄せてもらうことに。退色しないモンテルキアと迷って、半年くらいで退色するというのを覚悟で紙色の白さがマイルドなモンテシオンを選択。グレー部分が大半の各話扉のインク抜けも覚悟したけどほとんど気にならない仕上がりだった。
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