透明ホログラム箔/本の内容に絡めた装丁

投稿:みすみ  
ブックマーク 6

※新刊の内容のネタバレがあるので、これからお読みになる予定のある方はお気をつけ下さい。



透明ホログラム箔で日光、フレア効果、受けの脳裏から離れないあの日の雪を表しています。

原作後日談ドラマのネタバレになるんですが、ものすごく端的に言うと「受けの目の前から突然消えた攻めが、無理をした結果雪山で死にかけた。受けは山の中でそれを発見して山小屋に連れて行き、攻めの傷の具合を確認しながら一人で攻めの目覚めを待っていた」みたいな出来事があり(だいぶ語弊があると思いますすみません)、この本は「受けにとってはその出来事がとても怖かったのではないか」「攻めが受けにとって大事であることを伝えたいのと同じくらい、攻めを失うことが怖いと吐露してしまいたいかも」「そうだったら私が転げ回るな……」という発想のもと作られています。

表紙の、受けが攻めを見守るその目には、この国では降るはずのない雪の息吹が感ぜられているよ……という意図のもと箔を押しました。降るはずのない雪に攻めを連れていかれることを恐れる受け(フィジカルがめちゃくちゃ強い)はかわいいですね……。

コメント

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