Green strobe lights(蛍光グリーン・ピンクオレンジ・濃紺の3色刷り+ホワイトトナー)
「逆光の中で光る緑の目の眼光」を表す為に蛍光グリーンを使いたい
→色見本で見てると蛍光グリーン×ピンクオレンジは黄土っぽい色になるから、カラーリング的に3色で表現できるのでは?
→どうせなら擬似フルカラーにして、使いたいところに蛍光を単色で使おう
という発想でこういった表紙になりました。
こういった擬似フルカラーの版は、CLIP STUDIO PAINTのレイヤーカラー機能でグレースケールで塗っているものを色付けして、乗算で重ねて完成後のイメージを確認しながら色塗りをしています。
イラスト部分を色付けしたあと仮の画像をIllustratorに貼り付け、ロゴ部分など全体のデザインを作り、それをレイヤー分けしてpsd形式で保存、再度CLIP STUDIO PAINTのイラストデータに貼り付け仕上げをするという工程で作業しています。
写真をテーマにした話だったので、フレーム部分とその内側の手前と奥感を出したかったのと、パール紙の抜きとは違う質感で白が欲しかったので、絵の上に乗る部分の白はホワイトトナーにしています。
表紙のキャラクターの衣装のイメージから紙はゴールド感のあるパール紙がいいと思い、シャインフェイス(ゴールド)を選んでいます。
遊び紙は蛍光グリーンインク使うなら蛍光グリーンだろ!とタントI-62を選択。
刷り順を蛍光グリーン→ピンクオレンジ→濃紺にしていたのですが、上がったものを見てみると少しピンクオレンジが強かったので、全体の雰囲気をグリーンに寄せるならピンクオレンジ→蛍光グリーン→濃紺の方がよかったかな〜……という反省はありましたが、蛍光グリーンはきれいに出ていたのでおおよそ満足な上がりでした。
印刷所のオペレーターさんがスペースにいらして「2色目刷った時まではどういう絵になるのか分からなかったけど、3色目刷ったときに絵が出てきて驚いた」とおっしゃってくださったのが嬉しかったです。
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