表紙ファンタスマゼンダ135kg白面印刷
表紙用紙について
ファンタスマゼンダ135kgの白面を表1・表4に、光沢面を表2・3に使用。クリアPP加工。
文庫サイズの本(100ページ程度)にPP加工を希望していたため、表紙用紙が硬いとめくりにくくなることを心配していたのですが、今回の仕様では特にめくりにくさは感じませんでした。硬さはちょうどよかったです。
ファンタス+PP加工は反るというイメージがあったのですが、画像の通り表紙が持ち上がるように少し開いてしまう程度で、個人的に想像していたほど反り上がったりはしませんでした。
白面自体のサラッとした手触りも好きなのですが、小説本なので手で持つ時間が長くなることを考え、クリアPP加工をしています。ヌルッとした見た目と手触りになりました。
このクリアPPのせいかもしれませんが、白面そのものにほんの少しだけ黄みがかっているようにも見えます。
モノクロの表紙を開くと、深みのあるつややかなワインレッドが目に飛び込んできます。ファンタス特有の周囲が映り込むほど強い光沢と鮮やかな発色が、白面とのギャップを感じさせます。
遊び紙について
遊び紙はグリスターアズライトブルー73kg。
つやつやのファンタスに対して、こちらには粒子感のあるきらきらとした光沢があります。かなり黒が強いですが、角度によって名前のアズライトブルーの通り、深い藍色に見えます。
この光沢は片面だけで、裏側は光沢のない黒一色です。
こちらは手触りも含め、なんとなく色画用紙を思わせました。
感想
表紙・遊び紙ともに個性的で、またそれぞれが裏表で雰囲気の違う紙です。
モノクロ印刷のシンプルな表紙をめくった瞬間からニュアンスの違う見開きになり、意外性を感じられるのではないかと思います。
少しイメージと違ったのは、ファンタスマゼンダが想像より紫が強かったことと、グリスターアズライトブルーの色味が予想以上に黒に近かったことです。
ただ、内容が成人指定のためアダルトっぽさが増し、かえってよかったかもしれません。
※画像は適宜色を調整しています。実物とは差異があります。
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