箔押しとPPでドロドロ表現

投稿:もみこ  
ブックマーク 2

 ドロっと濁りながらキャラのアイデンティティと認識が転化していくさまを表現したかったので、マーブル+枠とマーブル+その上からまた枠+マーブルの表紙にしました。

 黒とマーブルの濁りを際立たせたい+耐久性がありながら印象的な手触りをということでマーメイドにグロスPPをかけ、さらに面積広くマーブルレインボー箔を押しました。

 昔のイメージで、特殊紙黒ベタにPPをすると剥がれる気がしていたのですが、今のところ大丈夫です。気泡も少なくとても綺麗にドロっとしています。

 表1から4まで繋がる箔の模様は、背表紙の角にかかるとヨレる可能性があるため、分離して背表紙タイトルにも使っています。

 箔はこの紙とPPの組み合わせだと定着が悪く、箔の上からPPをかけていただきました。


 デザイン上余白を一切作りたくなかったため、表2-3にカラー印刷をし、白黒本文と表紙デザインや雰囲気が急に変わらないようにしています。こちらのPPなし黒ベタ面は繰り返し捲るうちに少しトナー欠けが生まれました。

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