インディゴブルーFに裏刷り

投稿:もみこ  
ブックマーク 1

大和板紙さんのインディゴブルーFは表面が鮮やかで深みのあるデニム色、裏面がギャップのある段ボール的な茶色なのが特徴的な紙です。

裏面刷りしてみたかったので、お願いしてやってみました。

版分けはこうです。上がオフセット一色刷り、下がオンデマンドトナーの白、上にオンデマンド刷りが来る構造になっています。

刷れました。

本文体裁としては表1表4どちらからでも読める、両面始まり(リバーシブル)本となっています。

両面リバーシブルなので二話ある話の末尾が真ん中になります。中央に印刷ありのトレペを挟み込み、合流地点としての辻褄を合わせました。

トレペの一枚だけを中央に挟み込みは製本的にかなり脆くなる行為なのですが、とてもしっかりと製本していただきました。読んでいて違和感がなく、広がって来ません。


そしてインディゴブルーFの裏ですが、たぶんかなりインク・トナーの定着が悪いです……。

雰囲気を優先してPPなしとしたのですが、トナーがかなり剥離しやすく、また印刷実験で擦った際にオフセットインキも落ちるのが確認されました。

無理矢理にやってもらう時はPPつけたほうが良いかもしれませんね。雰囲気はすごく良いです。次回までに反省しておきます。

コメント

    まだありません。

    関連する投稿