ムネボソアリ累代飼育
今回は現在飼育中のムネボソアリ1代目&2代目コロニーについて紹介していこうと思います。このコロニーは2020年8月に琵琶湖沿岸に落ちていた松の木の枝から採集したものです。採集当時のコロニー規模は、女王1、働きアリ28、幼虫17でした。今更感が半端ないですが記憶を頼りに日誌を書いていこうと思います。。(もはや日誌ではない)
幼虫だったものが全て羽化したが…
2020年10月頃、採集した当時幼虫だったものが17匹全て羽化しました。
幼虫の大きさが働きアリと同じかそれ以上だったので薄々気づいてはいましたが、羽化したのは全て羽アリでした。まさかこんな小さなコロニーから羽アリが出てくるとは思っていなかったのでビックリです。ムネボソアリはコロニー規模が小さくても羽アリが出現するのですね。
結局、女王1、雄アリ12、新女王5、働きアリ21、幼虫11で越冬に入り、2020年が終わりました。
活動再開!またもや…
長かった冬が明けて2021年4月上旬、去年幼虫で越冬したものが続々と蛹化し蛹になっていきました。そして11匹の○○アリが無事に羽化しました。…はい。皆さんお察しの通りこれらも全て羽アリでした。。しかも、女王は1匹もおらずその全てが雄アリで、これにより羽アリの内訳は最終的に、新女王5、雄アリ23となりました。やはり雄アリは新女王に比べて圧倒的に多いです。
このまま結婚飛行…?
2021年6月下旬、普段は巣内でじっとしている羽アリたちが餌場に出てくる姿をよく見るようになってきました。雨が降っている日など湿度が比較的高い日に餌場に出てきていたので、そろそろ結婚飛行の時期なのでしょう。
「野外だと結婚飛行はもう行われているだろうし、他のムネボソアリコロニーが結婚飛行を行うようなベストな天候の日に、こちらも合わせて結婚飛行飛行させようか。」などとのんきに考えている私とは裏腹に、巣内では着々と物事が進んでいました。
新女王の翅が…!
2021年7月上旬、ふとムネボソアリの巣内を覗くと5匹の新女王のうち、2匹の翅がなくなっていました!おそらく巣内の雄アリと交尾したのでしょう。3日後には全ての新女王の翅がなくなっていました。
このまま女王6匹のコロニーとして発展してくれれば、などと淡い期待を抱いていたのですが、やはりそう上手くは行きませんでした。翅を落とした新女王たちが働きアリに攻撃され始めたのです。 「これはまずい!」と思い、すぐに攻撃されていた新女王たち5匹を全て巣内から回収し、もとのコロニーとは隔離しました。そして、女王5匹の多雌コロニーとして飼育していくことに決めました。
新女王たちが産卵を開始!
2021年9月中旬、試験管で様子を見ていたムネボソアリ女王5匹の産卵を確認しました。無事に産卵してくれてひとまずホッとしました。ちなみに雄アリの方は全て死んでしまいました。雄アリというのは我々から見ると儚いものですね。。
無事にどちらのコロニーも越冬
11月上旬、もとの単雌の方と多雌のコロニー両方が越冬に入りました。
このときの単雌のコロニー規模は女王1、働きアリ37、幼虫44で、多雌の方は、女王5、幼虫9でした。
どちらのコロニーも、来年どのように発展していくのかとても楽しみです!
画像1枚目:1代目コロニー
画像2枚目:2代目コロニー

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