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好蟻性人間
2025/12/10
2025/12/10
近所の森で採集したワーカー数約70匹のQ3コロニーです。
・体長約5mm
・腹柄節は2節
・褐色から黒褐色(足はより明るい)
・前伸腹節刺は長い
・胸部背面に強いしわが刻印される
・前述の通り多雌性
ぜひ皆様のご意見をお聞かせください。
近所の森で採集したワーカー数約70匹のQ3コロニーです。
・体長約5mm
・腹柄節は2節
・褐色から黒褐色(足はより明るい)
・前伸腹節刺は長い
・胸部背面に強いしわが刻印される
・前述の通り多雌性
ぜひ皆様のご意見をお聞かせください。
コメント
クシケアリの仲間?
おそらく、クシケアリの仲間だと思います。日本産アリ類図鑑によると、クシケアリ属の体長は3.5㎜から5.5㎜ほど。朽木に営巣する種類も多く、前伸腹節刺が長いのも説明と類似しています。また、ハラクシケアリ隠蔽種群などははっきりとしたシワを持ちます。多雌性の種もいるため、クシケアリの仲間ではないでしょうか。これは自分の予想なので、ほかの方々の見解もぜひ聞きたいです。
ご返信いただきありがとうございます。
私も回答者様のご意見に賛同いたします。
ただ、日本産クシケアリ属の分類体系が複雑なため私の理解が追いついていません。
ハラクシケアリ隠蔽種群や旧名のシワクシケアリ、新種のスルスミクシケアリなどの分類体系についてお伺いできますでしょうか?
ハラクシケアリ隠蔽種群の分類につきましては、もともとはシワクシケアリとして一種類だとみなされていたものが、近年の分子系統解析の結果、シワクシケアリには少なくとも5種が混在していたという状況です。
今のところ、ハラクシケアリ、アレチクシケアリ、モリクシケアリ、ヒラクチクシケアリ、キュウシュウクシケアリが確認されています。そのため、「元々シワクシケアリだと考えられていたものが、実は多くの種に分かれていた」という認識で良いと思います。しかし、「隠蔽種群」とあるように、これらは形態で判別するのは困難だと考えられ、採集した場所の環境や地域である程度候補が絞られるかと思います。
新種のスルスミクシケアリは、隠蔽種群とは別で、まだ情報が少ないですが、形態的にはエゾクシケアリに類似した種のようです。
隠蔽種群を除いても、クシケアリ属の同定は難しく、ある程度の候補は挙げられても、形態からの情報で確定させるのは難しいと思います。
わかりやすいご説明本当にありがとうございます!今シワクシケアリというアリは名目上存在しないのですね。