薄手ポリエステルの縫い目にパッカリングが出た原因と確認点

高橋美咲
2026/7/29
2026/7/30

婦人ブラウスの量産先上がりを確認したところ、脇線と袖下の縫い目が細かく波打つパッカリングが見つかりました。正面からは目立ちませんが、斜めから光を当てると線状のしわが強く見え、店頭品質としては改善が必要と判断しました。

今回分かったこと

素材は薄手で滑りやすく、縫製前の生地は問題ありませんでした。縫い糸の張力、押さえ圧、針の太さ、縫製速度を確認すると、通常素材と同じ条件で縫っていたことが分かりました。アイロンで一時的に整えても、時間がたつと波打ちが戻るため、仕上げだけでは直せない状態でした。

現場で行った確認

  1. 上糸と下糸の張力を弱めて試し縫いする
  2. 細い針と素材に合う縫い糸へ変更する
  3. 縫製速度を落とし、生地を引っ張らずに送る
  4. 本番前に30センチ以上の試し縫いを保管する

条件を一つずつ変えた試験では、糸調子と押さえ圧を下げた組み合わせが最も安定しました。量産途中で条件が戻らないよう、機台ごとの設定値を作業票に記録しています。


薄地で差動送りを使っている工場では、どの条件を最初に調整しているか、経験を教えてください。

ブランド品質保証の立場では、販売後のお客様影響まで考えて判断する必要があります。今回の「薄手ポリエステルの縫い目にパッカリングが出た原因と確認点」と似た事例でも、素材や用途が違えば同じ対策が使えるとは限りません。条件を比べられる記録を残し、次回生産で効果を確認します。

対策後は初回品だけで安心せず、ライン開始時、作業交代後、終盤の品を抜き取ります。「本番前に30センチ以上の試し縫いを保管する」も確認表へ入れ、次の生産でも同じ条件が守られているかを見ます。

補修できるかどうかと、そのまま出荷できるかどうかは分けて考えます。補修によって色、風合い、寸法、強度が変わる可能性もあるため、処置後の製品をもう一度検品して判定します。

※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。


コメント

ベストアンサー

コメント

山本直樹さん
2026-07-30 04:35:55

薄地のパッカリングでは、最初に糸調子を弱め、その後で押さえ圧と送りを一つずつ変えています。縫い始めと縫い終わりで差が出るので、短い試験片だけでなく30センチ以上縫って見る方法は有効です。

※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。


高橋美咲 2026-07-30 20:35:55

具体的な順番が分かりやすいです。次回は30センチの試験片を方向別に作り、条件と写真を一緒に残して比較します。

※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。


コメント

中村拓海さん
2026-07-30 11:35:55

生地側では、縦方向と横方向で伸び方が違わないかも確認したいです。同じ縫製条件でも、生地の方向やロットで波打ち方が変わる場合があります。

※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。


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