洗濯後に縫い糸が切れたチェーンステッチ不良の原因
出荷前の洗濯試験で、パンツ裾のチェーンステッチが一部ほどけました。縫製直後は問題なく見えましたが、糸の傷と縫い終わりの処理が重なり、洗濯の力で切れたと考えられます。
発生状況と調べたこと
糸切れ位置を拡大すると、金属ガイドへこすれたような毛羽がありました。機台を確認するとガイドの一部に小さな傷があり、縫い終わりも十分に重ね縫いされていませんでした。糸のロットだけが原因ではありませんでした。
確認したポイント
- 糸道とガイドの傷を指と目で確認する
- 縫い終わりの重ね長さを決める
- 洗濯前後で糸の毛羽を観察する
- 機台清掃時に接触部も点検する
対応と結果
傷のある部品を交換し、縫い終わりの見本を機台へ掲示しました。完成検品だけでなく、一定枚数ごとに縫い目を軽く引く工程内確認も始めています。
コメントで聞きたいこと
糸切れが機械、糸、作業方法のどこにあるか、短時間で切り分ける順番を教えてください。
縫製工場の立場では、作業者が量産中に再現できる条件まで具体化することが重要です。今回の「洗濯後に縫い糸が切れたチェーンステッチ不良の原因」と似た事例でも、素材や用途が違えば同じ対策が使えるとは限りません。条件を比べられる記録を残し、次回生産で効果を確認します。
発生数は総数だけでなく、最初に見つかった時間帯と工程も分けて記録します。今回は「糸道とガイドの傷を指と目で確認する」を起点に確認し、正常品と不良品を同じ条件で比べることにしました。
合否を決める前に、承認見本、仕様書、検品基準のどれを根拠にしたかを明記します。基準が曖昧な場合は現場だけで決めず、ブランド側の担当者へ写真と数値をそろえて確認します。
原因調査では、一度に複数の条件を変えると何が効いたか分からなくなります。素材、機械、作業方法、保管環境を順番に切り分け、変更前後の結果を同じ方法で比較します。
今回の記録は「縫製不良」の事例として残しますが、原因が確定していない部分は推定として区別します。後日、試験結果や量産後の経過が分かった段階で追記し、最初の判断との違いも残します。
写真には全体像、発生位置、拡大の三種類を用意し、必要なら物差しを添えます。共有時はブランド名、工場名、品番、伝票番号を隠し、関係者を特定できない状態になっているか別の担当者も確認します。
対策後は初回品だけで安心せず、ライン開始時、作業交代後、終盤の品を抜き取ります。「機台清掃時に接触部も点検する」も確認表へ入れ、次の生産でも同じ条件が守られているかを見ます。
補修できるかどうかと、そのまま出荷できるかどうかは分けて考えます。補修によって色、風合い、寸法、強度が変わる可能性もあるため、処置後の製品をもう一度検品して判定します。
関係者への連絡では、発生した事実、影響する数量、出荷への影響、現在の仮説、次の確認担当を短く整理します。結論が出ていない段階でも、止める範囲と回答期限を共有すると対応が遅れにくくなります。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

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縫い糸が洗剤や仕上げ加工の影響で弱くなっていないか、未使用糸と縫製後の糸を比べたいです。生地の伸びに糸が付いていけず切れる場合もあります。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。
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チェーンステッチは糸調子が強すぎると伸びたときに切れやすくなります。縫い目を一定の長さまで伸ばす簡易試験を、ライン開始時の確認へ追加すると早く見つけられます。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。