洗濯表示を脇線の反対側へ付けた縫い付け位置ミス
量産品の検品で、洗濯表示が仕様書と反対側の脇線へ付いていることが分かりました。表示内容は正しくても、着用時の違和感やブランドの統一基準に関わるため、発生範囲を確認しました。
表示の付け位置を国や販売先で変える場合、取り違えを防ぐ管理方法を共有してください。
確認の経緯
仕様書の図は前後方向が分かりにくく、工場が過去の似た商品を参考にしていました。縫製開始時の見本確認でも、表示の文字だけを見て位置を確認していませんでした。ライン途中で作業者が交代した後に不良が集中していました。
実施・検討したこと
- 仕様図に前後左右を明記する
- 表示の上端と縫い目からの距離を示す
- 初回品で内容と位置を別々に承認する
- 作業交代時に基準見本を引き継ぐ
現時点のまとめ
対象ロットは範囲を特定して付け直し、縫い跡が残らないかも確認しました。次回からは表示位置を含む完成写真を作業台へ置きます。
ブランド生産管理の立場では、品質、納期、補修範囲を同時に整理することが大切です。今回の「洗濯表示を脇線の反対側へ付けた縫い付け位置ミス」と似た事例でも、素材や用途が違えば同じ対策が使えるとは限りません。条件を比べられる記録を残し、次回生産で効果を確認します。
今回の記録は「付属品・品質表示」の事例として残しますが、原因が確定していない部分は推定として区別します。後日、試験結果や量産後の経過が分かった段階で追記し、最初の判断との違いも残します。
写真には全体像、発生位置、拡大の三種類を用意し、必要なら物差しを添えます。共有時はブランド名、工場名、品番、伝票番号を隠し、関係者を特定できない状態になっているか別の担当者も確認します。
対策後は初回品だけで安心せず、ライン開始時、作業交代後、終盤の品を抜き取ります。「作業交代時に基準見本を引き継ぐ」も確認表へ入れ、次の生産でも同じ条件が守られているかを見ます。
補修できるかどうかと、そのまま出荷できるかどうかは分けて考えます。補修によって色、風合い、寸法、強度が変わる可能性もあるため、処置後の製品をもう一度検品して判定します。
関係者への連絡では、発生した事実、影響する数量、出荷への影響、現在の仮説、次の確認担当を短く整理します。結論が出ていない段階でも、止める範囲と回答期限を共有すると対応が遅れにくくなります。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

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