最新の素材を使用した剣道具の開発
最新の素材を使用した剣道具の開発
現代の剣道具は江戸時代の形を基本的に踏襲しています。
これも一種の伝統であり、今後も維持していくべきものではありますが、反面現在の形に拘る余り、競技としての発展が阻害されているようにも感じます。
周知のように、現在は江戸時代と比較して科学技術が遙かに進歩しています。それらの技術は様々な分野に応用されていますが、スポーツ用品の分野でも同様です。
毎年、運動機能の向上や安全性の確保を目指して、最新の技術や素材が採用されたスポーツ用品が発表されています。高価な物から易い物まで、様々です。このように、他のスポーツでは創意工夫を重ねており、それらはスポーツ文化の発展に寄与しています。
それに引き替え、日本の武道は、基本的に江戸時代からそれほど進歩を遂げていません。
特に現在の剣道の防具は、打突を受けたときの衝撃を吸収する力が弱く、ケガの原因になっています。面は大変視界が悪く、胴・小手は体の動きを大きく制限しています。
それにもかかわらず、剣道具は大変高価で、金銭的に余裕のある社会人でも、購入に躊躇してしまいます。そのため、経済的に余裕のない過程の子供達や、途上国の人が剣道を始めるのが難しく、これが剣道普及を阻害する大きな要因となっています。
これらの問題を解消するために、最新素材を使用した剣道具が開発されればと思います。
例えば、家具の下に敷いて地震の揺れを吸収するゴムのような、柔らかく衝撃を吸収する力の強い素材で防具を作れば、動きやすく、安全な防具が実現できるはずです。
工業的に大量生産された物であれば、価格も低く抑えることができるはずです。
また、現在のフェンシングでは、防具に電極を取り付けて、電気が流れたかどうかで当たり判定をしています。これと同様に、剣道具にもセンサーを取り付けて、センサーの反応で判定をするようにします。現在の剣道は動きが大変に速く、現在の審判のやり方では、初心者にはどちらが勝ったのか大変わかりにくくなっており、「観るスポーツ」としての剣道の魅力をそいでいます。フェンシングのように、ランプで判定を表示するようになれば、初心者であってもどちらが勝者なのか一目で分かるようになります。
この他にも、最新素材をしようすれば様々なことが可能なはずです。このように創意工夫をすることが、日本剣道の発展につながると考えています。
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コメント
賛成です！ 鈴のすけ子さん: 2016-11-06 13:13:41
わたしも小中と剣道を習っていました。初心者を相手に練習をすると防具でカバーしていない処に当ててしまい、また当てられて、すごい痣が何度もできました。更に高校生になるとツキもしてよくなるので、それが怖くて私は辞めてしまいました。続けた友だちは首の周りにもミミズ腫れがたくさんできていて、女子としては辛かったと思います。
武道は心技体を学ぶのにとても良いと思いますが、防具も高いし、安全面でも課題はあるので、仰るように初心者向けには安くて安全な動画があったら良いと思います。例えば、初段からは正式な物を使うとかにすれば、伝統も守れていいのかなと。
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いいと思います！ 匿名さん: 2016-11-07 10:31:30
斬新かつ画期的なアイデアですね！剣道具はたしかに守りにかけて不安な点があったので是非実現されればと思います。
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