格闘技トレーニングに是非欲しいマシーン「かかって来い」
私は、空手歴30年の格闘技好き人間です。格闘技の目的は、人それぞれあると思いますが、一つはやはり自身を鍛え強くなりたいという事です。どんなスポーツでも同じですが、メンバー達と同じ練習だけをやっていては、トップになれません。その為には、自分一人での練習時間を作り、また練習方法を工夫する事が大切です。ランニングなどの有酸素運動、筋トレはもちろんですが、技術的トレーニングも自分なりの工夫が必要です。例えば、サッカー日本代表：香川選手の場合、壁を上手に利用した一人トレーニングを工夫して、ボールコントロール技術を磨いたと言われています。話を空手に戻しますと、空手の技術と言えば、受け・攻撃となります。一般的なトレーニングとしては、サンドバックがあり、キック・パンチ・動きのトレーニングには有効な物です。しかし、不足しているのが、相手の攻撃に対する受けです。サンドバックは御存知の通り、受け身一方で攻撃はしません。なので、通常、自分が攻撃した後、サンドバックが攻撃してきたイメージで空振りの受けをします。ですが、考えて頂ければ分かる様に、イメージをするという事は最初に自分自身で決めた後の動作ですから、ここに攻撃が来るという事が予め分かった動きでしかありません。しかし、実際はかなりの速さで反撃される訳で、当然、どこから何が来るかは予想はできません。相手の微妙な前兆を見て少しでも早く動きを見極めます。相手が完全に動いてからでは間に合いません。要するに、サンドバックの様な仮想相手が、自身の判断で不規則な攻撃をしてくれれば、この問題は解決されます。コンピュータ技術が向上した現在では、技術的に不可能な事では無いと思います。問題は、恐らく安全性でしょう。そんな攻撃をする様なマシーンを販売して、購入者が怪我をした場合の保証はどうするのかという事だと思います。この様な問題はデリケートなので、なかなか実現しないと思ってはいます。しかし、私は自分の子供に教えているのですが、その目的は強くしたいだけでは有りません。自分でやってわかったのですが、痛みを感じる事で不用意に相手を傷つける事への抵抗感が生まれます。要するに、痛みを分かれば人にはしないという事です。その為にも攻撃機能を備えた新マシーン『かかって来い』をどこかのメーカーさんで製作してくれないでしょうか。
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コメント
面白いですね！ もちごめさん: 2016-11-09 14:46:22
私もキックボクシングをしているので分かります！
サンドバッグ相手だと、決まった動きをしがちになってしまうんですよね。
攻撃してくるマシンがあれば、実戦に近い練習が一人でもできて、とてもいいと思います！
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