材料支給と材工込みのクロス見積|比較前に確認する5つの条件
金額を比べる前に
中村です。クロス工事の見積を比較するとき、元請が材料を用意する「材料支給」と、施工会社が材料も用意する「材工込み」が混ざることがあります。金額の違いが施工費の差なのか、手配する範囲の差なのかが見えないままでは、適切に比較できません。今回は、当社で先にそろえたい条件を整理します。
1.誰が何を注文するか
クロス本体だけを支給するのか、ほかの材料も含めるのかを書きます。材料を選ぶ人、数量を確認する人、注文する人が別なら、それぞれの担当も決めます。品番が未定の段階では、確定価格と受け取られないよう、見積の前提を明記します。
2.数量が変わったときの扱い
図面の数量は目安、現地調査後に確定する数量は発注用、と段階を分けます。施工の途中で不足がわかったとき、誰が追加注文を判断するかも相談します。余りが出た場合の引き取りや保管を、現場の職人に任せきりにしないようにしています。
3.納品と保管の条件
納品先、受取担当者、置き場所、搬入できる時間を確認します。元請が材料を買っていても、現場までの運搬を施工会社に頼む場合は、その範囲が見積に含まれるか確認が必要です。雨に濡れない場所があるかなど、建物ごとの事情も共有します。
4.施工前に見つかった問題
品番違い、数量不足、破損がわかった場合の連絡方法を決めます。その日の施工を進めてよいか、待つ必要があるかは、担当者と相談して判断します。予定が変わる可能性があるなら、次の工種にも早めに連絡します。
5.見積から外れているもの
撤去材の処分、駐車場代、下地の大きな補修などは、材料の手配方法とは別に確認します。「材料支給だから安い」という見方だけではなく、同じ施工範囲で合計がどうなるかを見たいです。施工会社側の説明を省かず、管理担当者が読み取れる形にします。
皆さんの見積書では、材料支給の条件をどこまで書いていますか。毎回長い文章を付けるのは大変なので、特に食い違いが起きやすい項目から共通化したいです。施工側から見て、募集時に一つだけ追加してほしい情報があるなら何でしょうか。コメントで教えてください。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

コメント
材料支給の現場では、余った材料をどうするかが最後まで決まっていないことがあります。保管するのか持ち帰るのかを先に決めてもらえると、片付けまで含めて見積しやすいです。納品先と受け取りの確認にも賛成です。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。