ワインと毒とゴブレット
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ボードゲーム"ワインと毒とゴブレット"についてのレビューです。
プレイ人数 | 2-12人(4-6人推奨) | 対象年齢 | 8歳以上 |
インスト時間 | 5-10分程度 | プレイ時間 | 30分程度 |
運要素 | C(?) | 戦略性 | A |
[概要]
デザインに凝っているのでワイワイとできるパーティゲームかと思いきや、中身はしっかりとしたブラフゲーム
設定は、全員が貴族となり標的となった対立する(?)貴族を殺しながら勝ち点を稼ぐというもの。
行えるアクションは、以下の4つ
- 自分のゴブレットの中身をのぞく(ワインの匂いを嗅ぐ)
- いずれかのゴブレットにトークンを一つ入れる(注ぐ)
- 自分のゴブレットとほかの人のゴブレットの位置を交換する
- ゴブレットを時計回り/反時計回りに1つ回す
- パス
これらのうち毎手番2つを選んで行うか、"乾杯"を宣言できる。
乾杯が始まると"乾杯"を宣言した貴族の左隣の方から、最後にアクションを1回づつおこなう。
それが終わったら、目の前のゴブレットを飲み干す(公開する)フェーズに入る。
この時に黒い毒トークンが白い解毒剤トークンを上回ったら、そのプレイヤー(貴族)は死亡する。
うまく標的に毒入りワインを飲ませて、自分はうまく毒入りワインを回避して生き残ることがこのゲームの目標である。
[面白さ(?)]
ゴブレットにトークンを入れた時に、
『今、あのゴブレットに入れるってことは○○を入れたな』や『あれを入れ替えるなら、もしかして毒入りかな?』と予想することが面白い。
ワインを飲み干した時に、『なんでここに毒入りが?!』と何度思ったことか...(汗
完全なアブストゲームとまではいかないが、非常に戦略性の高いゲーム。
しかし、人の感情や行動を読むという点ではガイスターや(ある種)麻雀に近いゲームです。
[補足説明]
このゲームの通常ルールでは4人から6人で遊べるプレイしたのは3人
2-3人用のバリエーションルールや、7人以上のバリエーションルールもある
コンポーネントも凝っており、箱を開けた瞬間に「おおっ」という声が上がる感じ
ブラフゲームにしてはギスギスしておらず、ワイワイとできるパーティゲーム的な側面が大きい
しかし、ゲームとしてみるとさすがはブラフゲーム
騙し騙されながら、いかに狙った人に毒を飲ませようかをじっくりと考えながらやりたいゲームです
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ご存知でしょうか 匿名希望さん: 2016-11-28 11:02:35
似たような雰囲気の箱なのですが、ポーションエクスプロージョンというゲームがあります。
ご存知でしょうか?
こちらを楽しめたのであればポーションエクスプロージョンも楽しめると思うのですが...
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