カラー口絵+カラートレペ遊び紙
少部数でもカラー口絵を付けたい!
ピンクトレペ遊び紙でカラー口絵を透けさせてエッチな感じにしたい!
そんなささやかな欲望を叶えました(その2)
印刷所:おたクラブ
【表紙】ファンタスゴールド200kg
ファンタスはおたクラブ通常用紙(ハイマッキンレーポスト)よりも表面がわずかボコボコした感じ。クリアPPの光り方がつるっと言うよりぬめっとしてる。
裏面のゴールドはマットで落ち着いた印象。しかし表紙のカラフルさに負けておらず、丁度いいバランスとなった。
ファンタス+PP加工は反りやすいと言われているが実際確かに反る。私は読めればいいので特に問題とは思っていない。
実は入稿の数日後に品切れで諦めていたファンタスピンクが復活して「数日待てばピンクが選べたのにな…」と残念に思ったが、実物を見てゴールドにして良かったと納得した。甘くなり過ぎず、娯楽エロという内容にマッチした装丁となった。
おたクラブに限った事ではないかもしれないが、用紙の品切れは突然告知されるので、もし使いたい用紙や希望の装丁があるならば第一希望~第二、第三まで決めておくと慌てずに済むと思う。また、品切れで選べない用紙があるならば、時間に余裕があれば月をまたぐまで待ってみるのもあり。
【遊び紙】カラートレペ ライトピンク
サイトにある見本よりもかなり青みがかった強くビビットな色合い。印刷所サイトのライトピンク見本画像は淡くパステルでミルキーな雰囲気さえ感じるが、実際は蛍光ペンのピンクをもっと濃くした感じ。ライトピンク画像の隣にあるストロングピンク画像に近いぐらい。今回は表紙との色合いがマッチして嬉しい誤算となったが、ふんわりした雰囲気を求める場合には注意。
サイトの見本画像と色味がかなり違う件、前回同印刷所で別色のカラートレペを使った時から気付いていた。本当にかなり色が違う。その時はウルトラマリンを使用したが、見本画像よりもかなり濃くくすんだ色合いで、実物は紺色に近い色だった。本の雰囲気と合っていたのでそれはそれで満足した。
これを踏まえて、おたクラブのカラートレペは見本画像よりも濃くなる事を前提に検討した方がいいと思う。本当はカラートレペの見本紙が欲しい。本当にあまりにも違い過ぎるから。いつか事故が起きそう。
透けはうっすら。下のカラー口絵の濃い主線が分かる程度の透け具合。
【口絵】マットコート 110kg
おたクラブのカラー口絵はこの価格で付けてくれるのかと驚くぐらいのサービス価格。私のような零細サークルにとってありがたい限りである。
値段の割に質も悪く無い。RGB再現印刷を売りにしているだけあって、鮮やかな色もくすまずきれいに出ている。肌色がきれいに出て満足。ただ薄過ぎる色は飛ぶので、アンチエイリアスのかかった線は細くなる。また、淡く彩度が高いグラデーションはかなり薄く出てしまった。
【本文】コミックペーパー ピンク 84kg
肌色だらけの本文なので、肌色っぽいピンクを選んでみた。かわいらしい・温かい・優しい雰囲気。エロよりも少女漫画的な雰囲気が強調されるように感じられた。
ただ少し読みづらくなる気がする。このピンクは薄色ではあるが、白に比べてややうるさい感じ。エロに没頭したいのならば同じコミックペーパーでも白の方が適していると思う。
コミックペーパー自体は上質紙よりも少しざらついていて軽やかな感じ。ざらついている分、ベタのテカリがほとんど無くきれい。しかも細い線までとてもきれいに出る。めくりやすく印刷もきれい。いい紙だ。いつか水色も試してみたい。
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