透け感のある変形カバーで内容を伝える
投稿:さいとう
B6サイズ 216ページ 2段組
フォント:游明朝 9pt
ノド15mm 小口12mm 天12mm 地13mm
18行23文字 段のあき7mm
小説の内容が「暗雲に閉ざされた常闇の孤島から雲を払い、光を取り戻すまでの物語」
なので、それを装丁でも表現したいと考えました。
表紙はちょ古っ都さんの高彩度印刷を利用し、
朝焼けの空と海を表紙2,3を含めた表紙全面に印刷しています。
カバーは表紙より30mm高さを縮めてタイトルを覗かせ、
レトロ印刷さんのベールに灰インク(濃さ35%程度)で雲立涌模様を刷っています。
ベールはトレペほどは透けないのですが、レトロ印刷さん扱いのうす紙の中では一番透ける紙です。
カバーの着脱で島の上空を雲で覆ったり、晴天にしたりできます。
また、本の厚みが約13mmありますが、本文用紙のラフクリーム琥珀がやわらかくて開きやすいので
ノド15mmでも非常に読みやすくできたと思います。とはいえあと1mmノド増やしてもよかったかも。また、非常に軽いです。運びやすい!今後も機会があれば使いたい本文用紙です。
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