ニコバレシスオオアリ 多雌性故の危険性あり

うたかたアリ
2021/5/14
2024/11/8

飼育方法は温度以外はクロオオアリとほぼ同じでいいんですが、知っておいた方が良さそうなクロオオアリとの相違点が幾つか見えてきたので追記します。(2021/10/21)

1、張り付く力が強い。

自作吸虫管でこのアリをクロオオアリの感覚で吸い込もうとするとほぼ取れません。思いっきり吸い込んだ方が確実です。それでもダメな時もままあります。(チューブ内で張り付いて動かないなど)

その場合は全力で吸い込みながら指でチューブをいったん蓋してから指を離すと、一瞬とはいえ吸引力が跳ね上がるのでそれを利用すると大体採取できます。言い換えるとここまでしないとダメなほど張り付きます。

野生化だと立ち枯れた朽木に営巣したりするらしいのでその環境に適応した結果でしょう。

2、暑さに強いが寒さに弱い

石膏ケースの真下にカイロを置いて強制的に引っ越しさせようとすると、知った事かとスルーしてきます。その結果結露してそこに掘った石膏のカスを張り付けるので観察しずらくなりました。

逆に上に氷を乗せるとすんなり移動するので冷やした方がいいです。

3、(要検討)シロアリを与えると調子が落ちる

我が家に迎えてすぐにシロアリを与えてから急に弱り始めました。

凄いとシロアリに食らいつきながら事切れてたものもいたほどです。

輸送時のストレスのせいなのか区別付きませんが、我が家ではこれの給餌を辞めてからは調子は落ちてない&怖いので検証できません。


4、多雌性だとやがて女王が殺されていく

多くの多雌性のアリに共通してる事ですが、コロニーが大きくなるOR手狭になると、女王がワーカーに殺されて行きます。

現にこちらで飼育しているものは女王が二匹前後になるようにコロニーを分けたら殺さなくなりました。なおコロニーを分けて数週間後でもワーカー同士が出会っても喧嘩にはなりません。女王だと巣に入ってから殺されます。

一番不安定な新女王の段階は多雌性で乗り切って、コロニーが大きくなってその不安が無くなったら1匹を残して淘汰するのが目的でしょう。

 追記終了


通販で購入したニコバレシスオオアリのコロニーです。女王が10匹はいるので簡単に崩壊はしません。

・・・が、よりによって餌の食い付きが悪いので先行きが不安です。

蜜餌を好むとのことでしたが、食い付きが本当に悪い。

最初に家に来て最初の数日はまだ女王が自ら餌場に向かうほど良かったのですが、それからは女王が餌場に来ることはなく、1匹か2匹ならともかくコロニー全体で働きアリの腹部がパンパンになったのを見たことがありません。

飼育ケースの湿気が足りないのかと思って加湿しても大して変わらず。

光が問題なのかと数日暗くしてみても何も変わらず。じゃあ発想を変えて羽化直前のクロオオアリの繭を与えて、それがコロニーに受け入れられて羽化したら少なくともニコバレシスよりは餌の食い付きが良いだろうから変わるかと思ったら多分食われました。(サイズが大差なく小さいので色で判断できない)


飼い易いと聞いて購入したんですが、想像以上に飼育しずらいです。

クロオオアリと同じノリで飼育するのはダメそうです。

もうどうしようもないので毎日別々の餌を与えて現状維持はしようと思ってます。

メープルシロップ、スイーツパウダー、昆虫ゼリー、シロアリ、ショウジョウバエ、ミルワーム、デュピア、レッドローチ

を毎日与えてます。半日経って全くの手つかずだったら別の餌を与えてます(たまに忘れます)。

思ったよりも肉餌は食べます。そもそも食べる絶対値が低すぎるのも大きいんでしょうけど。

これは良くない発想なんでしょうけど、アリは共食いは絶対にするから他のオオアリの卵~繭を与えて餌かコロニーの一員にしてもらおうかとも考えてます。打開策がそれぐらいしか思い付かない・・・。

何かしらのアドバイスを頂けたら幸いです。


追記:巣を交換したらどうかというアドバイスを頂いたのでまずはそれを実践してみます。

結果が分かり次第追記します。

追記2:近日の湿気のせいで自作石膏が乾くのが遅れましたが、数日前にようやく乾燥したので、クロオオアリの過失具合の1/3程度に湿らせてから(乾燥気味が良いとの事と、最初のケースは追加で加湿したので余計に加湿させるのは不味いかと思ったため)このコロニーに接続してみましたが、ほぼ何も変わりませんでした。

そのまま第二のゴミ箱として使われてます。アルミホイルで暗くしても引っ越さなかったのでこの方法はダメそうです。

ありぐら様からせっかくアドバイスを下さったのに活かすことができず、申し訳ない気持ちで一杯です。


コメント

ベストアンサー

スイーツパウダーの製作者です

ありぐらさん
2021-05-14 20:02:02

餌の種類の中に「スイーツパウダー」がありましたが、わたしの飼育下では非常に好んでいました。
なので、環境要因が大きいのかなと推察します。

現在では知人に譲り渡してしまいましたが、調子が悪いと預かった当初30匹のコロニーは、1年で500匹を超える数まで成長した頑強な種類でした。

調子が悪いと聞いていた時の飼育環境はドリンクカップのような石膏巣で、餌も石膏の上に直接置かれていました。

なので、その時にやった事は餌場が独立した巣への交換のみです。

そのニコバレシスオオアリの飼育経験では、加水直後で湿度が高すぎると乾燥した餌場に繭を運び出していました。

体感的にはクロオオアリよりもムネアカオオアリのような中途半端な加湿状態を好む朽木性の種なのかなという印象です。

写真には巣内にゴミを多量に溜めているので上手く管理が行き届いていない可能性を感じます。

餌場の有無が確認出来ませんが、石膏巣を新しい物に変えると同時に餌場がもしなければ、まずは餌場を取り付けられるのが良いのかと思います。

以上、推察を多く含む、非常に主観的なアドバイスですが参考までに。


うたかたアリさん
2021-05-14 21:55:28

アドバイスありがとうございます!
巣の交換は盲点でした。今空きの石膏ケースがないので突貫で作って完成次第交換してみようと思います。
餌箱は付けてましたが、その写真も載せたほうが良かったですね。


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