『ジェンダー平等と包括的性教育―自分の人生を自己決定する力を育む学びを広げるために―』:SJFアドボカシーカフェ第87回

投稿:ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)  
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 日本の人口妊娠中絶は年間約13万件に及び、若年層における性感染症の蔓延や子どもへの性暴力被害、生後間もない乳児の遺棄事件も後を絶ちません。国際的には、自分の人生に関する自己決定をしていく力を育む「包括的性教育」が広がりつつある一方、日本政府では積極的に取り入れる姿勢は示していません。セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利)を実現するために、人権尊重・ジェンダー平等と科学的根拠に基づく包括的性教育を広げていくために必要なことを皆さんと考えます。

 

●ゲスト

澤柳孝浩さん:  公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン アドボカシーオフィサー。2010年からプラン・インターナショナルで勤務。教育支援の拡充とジェンダー平等を目指して、ユース・エンゲージメントや政策提言、ジェンダー教育ワークショップを担当。日本政府をはじめ関係各所に働きかけを行う。支援者サポート業務、ハイチ、ベトナム、グアテマラ、ウガンダなどにおけるプログラムの管理業務を経て、現職。教育協力NGOネットワーク(JNNE)理事。

 

納田さおりさん:  一般社団法人Spring幹事・西東京市議会議員(5期目)。2女の母として、若年女性を取り巻く性の問題に課題を感じ、2015年に最初の刑法性犯罪条項改正を求める運動に参加、刑法と性犯罪を考える当事者の会に所属する。2017年、一般社団法人Spring設立メンバー。最初の改正で積み残した課題解決のため、性暴力被害当事者のメンバーと共に、国会議員に対するロビイング活動等に取り組み、2023年に不同意性交等罪への変更を含む改正が実現した。

 

染矢明日香さん*基調講演:  NPO法人ピルコン理事長。性の健康啓発を行うNPO法人ピルコンを2013年に設立。子ども・若者や保護者、教育関係者向けの性教育講座や情報発信、政策提言を行う。公認心理師、公衆衛生学修士、思春期保健相談士、慶應義塾大学SFC研究所上席所員。著書に『マンガでわかる オトコの子の「性」』、『はじめてまなぶ こころ・からだ・性のだいじ ここからかるた』など。


 

●日時:2024年8月3日(水) 13:30~16:00  


●会場: オンライン開催 

○オンライン会議システム・Zoomを使用します。参加方法の詳細は、お申込みくださった方に前日までにメールいたします。

グループ対話セッションや、ゲストとの対話も行う予定です。見聞きだけの参加も可能ですが、この対話の場を一緒につくれるよう、お声を出していただけましたら幸いです。ご登壇者以外の参加者さまのお顔は写らないよう初めはこちらで設定いたしますが、ご発言の際は自主的にお顔を写していただけます。


参加費:  無料 

 

 

お申込みフォーム:   https://socialjustice.jp/20240803.html  

○先着50名様。事前のお申し込みが必要です。

○締め切りは8月1日(定員に達し次第締め切ります)。

 

イベントホームページ: https://socialjustice.jp/p/20240803/

 

 

●主催・問合わせ先: NPO法人まちぽっと ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)

   メール: info「あ」socialjustice.jp ※送信の際は「あ」を@に変更ください。

   ホームページ: https://www.socialjustice.jp/

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