日常で気づいた違和感をストックする
発想力を広げるために、アイデアマンが何を普段しているかを書いていきます。
今回は日常で気づいた違和感をストックすることで、企画やアイデアの種とするやり方です。非常に簡単です。ただ、一朝一夕とはいかないので、ある程度ストックしたり、そのストックが役立ったりしないと「使えない」と思いがちですので、その点はしぶとくお願いします(笑)
違和感発想のやりかた
- 毎日、つまり今日何か変わったこととか、おかしいなとか、面白いなとか、いつもと違うことがあると考える
- 実際に見つけたら写真を撮る、誰かに話す、自分でメモするなどアウトプットとして記録をする
- 2をストックしていくと、例えば同じ日に同じようなストックが増えたり、また違う日に同じストックが見つかったりする
- アイデアが求められる時などに、「そういえば」という形で提案の切り口として使える
というものです。
私の場合の実例
私の場合はこんな感じです。
- 外を歩いていたら「タクシー」が客待ちしているわけでもないのに、休憩している路駐スポットを発見
- よくある光景かなと思ったら、なんと「運転代行」の軽自動車も同じように止まっていることを発見
- 運転代行はそもそもドライバーの代行なので、飲み屋+頼む人が近くにいるニーズがあるのかしら?という疑問をストック
という感じです。これはそのまま使えません。しかし、「運転代行」「タクシー」「最近の気づいたネタ」「車」「飲み屋」「居酒屋」などの言葉やキーワード、概念と結び付けられます。
例えば、近いニュースで「運転代行が流行っている」とか「最近運転代行頼んだんだけど」という人の話を聞いたりすると、より膨らませられますよね。
自分の情報吸着アンテナを作る
どちらにせよ、ストックが全く無いと、関連する言葉やキーワードも素通りしてしまって、自分の記憶に残りづらい、というかほとんどスルーされて終わります。そこをあえて引っ掛けるアンテナを増やすのがこの「日常違和感発見」というやり方です。
ちなみに、毎日同じで変化がないと思う人は多いかもしれませんが、毎日同じ日とかはありません。具体的には通勤で同じ時刻の電車に乗っても乗客が異なるからですね。
違和感を集める
違和感については、面白いなーという感覚があまり磨かれてないと「へー」で終わってしまうので、それはたくさんの切り口があっていいと思います。新商品のポスターがあって「ふーん」で終わるのもいいし、これはもしかして?といってじっくり見るのもいいわけです。
面白いだけでなく、苛立ったというのもでいいです。ただあまりイライラするとか愚痴るのが目的ではないので、なんでこうなっているのか?は課題発見としては最適な練習になります。自分だけでなく人が苛立つということもポイントです。
おわりに
日常はアイデアの宝庫です。しかも日常自体は自分が感じられるものこそがオリジナルですから。
面白い発見をしたら、アウトプットすることを忘れてはいけません。感じるだけでも悪くないですが、多くは忘れます。ましてやアイデアのストックという意味での日常発見も速攻忘れていきます。
アイデアシェアを活用してもらうのもいいですし、自分でメモしたり、ブログに書くのもいいと思います。友人と話したり、アイデアコンペのネタに使うのもいいですね。
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