【結果発表】発達障害児向けのコミュニケーションアイデア募集!
アイデアシェア管理人の大橋です。
今回は、デザイナーの竹中さんからお題を頂きました!ありがとうございます。
概要としては、発達障害児向けのコミュニケーションアイデアの募集となります。
■背景
家族・職場・友達とのコミュニケーションなど、軽度発達障害はあらゆるコミュニケーションに対して、障害を持っています。
例えば、
・自分の感情を抑えきれない
・約束事を忘れてしまう
・お金の管理が上手く出来ない
・時間にルーズ
などです。
発達障害と診断された子供達は「普通にしているコミュニケーション」が上手く出来ずに、仲間はずれにされたり、仕事が出来なくなったり、家族との断絶が発生したりしています。
私の子供も例外ではありません。
小学校5年生の時に、軽度のアルペルガー症候群と診断されました。
「軽度だから、苦労するよ」と医師に言われ、なんのことだか最初はピンと来ませんでしたが、軽度だからこそ健常者と同等の扱いをされることが多く、周囲の人たちの理解不足や、本人のコミュニケーション不足によって、様々な問題を繰り返してきました。
絵に描くとこういうイメージです。
(添付画像をご覧ください。サムネイル画像をクリック後、表示されたスライド画像をクリックすると大きな画像として見えます)
■募集内容
軽度の発達障害者が伸び伸びと暮らせる社会とはどんな社会でしょうか?
発達障害者はコミュニケーション障害を抱えることが多く、大人になって初めて診断されるケースも増えています。
職場で上司や同僚とのコミュニケーションが上手く取れず、仕事に行き詰まりを感じていたり、物忘れが激しかったり、家の中が片付けられなかったり、一度にたくさんのことを指示されると混乱してしまったりします。
家族や職場でほんの少し理解があれば、上手く行くこともあります。
ほんの少しの支えがあると当事者は伸び伸びと仕事が出来る可能性があります。
そのほんのちょっとしたコミュニケーションを円滑にする工夫についてアイディアを出して下さい。
軽度発達障害でなくても、家族とのコミュニケーションで衝突が起きたり、職場でも人間関係が上手く行かないこともあると思います。そういったみなさんのご経験から、どういった仕組みやどういったツールがあったら、より良いコミュニケーションが取れるかを考えて頂けたら幸いです。
■メッセージ
応募して下さる皆さんへ
発達障害ってどんな病気なのかよく分からないという方もいらっしゃると思います。
以下に発達障害の事を詳しく説明されているサイトや、統計情報などを記載しましたので、参考にしてみて下さい。
ひょっとするとあなたの隣にいる人も軽度のグレーな発達障害をお持ちかもしれません。当事者の方、ご家族の方からのご応募も是非ともお待ちしております。
目の前の問題を解決する為にちょっとしたアイデアが役に立つかもしれません。
広汎性発達障害(PDD)とは?年齢別に症状の特徴を解説!
https://h-navi.jp/column/article/175
【大人の学習障害(LD)】仕事での困りごと・対処法まとめ
https://h-navi.jp/column/article/69
発達障害児のコミュニケーションの工夫は、健常者のコミュニケーションアイデアにも繋がるはずなので、是非ともお子さんとの対話で気を付けているポイントや、肯定感を与えるための工夫などのアイデアでも構わないので、投稿して頂けるとありがたいです。
■応募方法
当投稿に対してコメント欄で、アイデアを書いてコメントください。
字数等は問いませんが、100字以上300字未満程度がおすすめです。お一人様何案でも構いません。
■募集期間
2016年9月1日(木)~2016年9月14日(水)23:59まで
この期間にコメント欄に記入があったものが選定対象となります。
■結果発表
締め切り後、2週間以内で当投稿記事上、または当記事コメントなど当サイト上で発表致します。
入選された方には登録されたメールアドレスにご連絡致します。
■賞金
優秀なアイデアを提案頂いた方には、Amazonギフト券をプレゼントしたいと思います。
最優秀賞1名 Amazonギフト券 3,000円
優秀賞1名 Amazonギフト券 1,000円
佳作2名 Amazonギフト券 500円
※選考結果により最優秀等がない場合もございます。その点予めご了承ください。
その場合は他の賞の当選者数を出すなどして、総額を山分けする形を考えております。
■アイデアの選定方法
アイデアの評価方法は以下のような視点で行います。
・依頼内容に従った内容となっているか
・具体的なものが明記されているか
■アイデアを考えるヒント
特定の状況や場面を思い浮かべて考えてみるとアイデアを出しやすいです。
以下のアイデアやヒントを参考にしてみてください。
1.一度にたくさんのことを指示されるのことが苦手な人に向けてのアイデア
上司や同僚に指示は毎回順番に指示してもらう。同時に指示を複数出さないようにしてもらう。
自分が苦手なことをしっかりと伝える。
分かってくれない上司には発達障害という病気について理解を深めてもらうためのパンフレットを渡す。
2.物欲に負けてしまう時のコミュニケーションの方法
お金は無いけど、どうしてもオモチャが欲しい、という時に単純に叱りつけるのでない、何か別の視点に切り替えられるアイデア。
「オモチャは買えないけど、そのオモチャの主人公の絵を描こうよ」
「オモチャ買う為のオモチャ貯金をしてみよう」
「お家のお手伝いしてくれたら100円ずつ入れて貯まったら買いに行こうね!」
など、視点を切り替えられるアイデア
3.友達とのコミュニケーション
自分のことばかり一方的に喋ってしまう人向けのアイデア。
「相槌を打つだけでも人は聞いてくれてる」「肯定感を持ってくれている」という気持ちになることを伝えて、相槌の練習をする。
自分にとって興味のない話には無頓着になりがちで、人の話を遮ったり、脈絡ない話をしてしまうが、それを抑えつつコミュニケーションを楽しめるアイデア。
4.約束を忘れないためのアイデア
ついつい友達との約束や、家族との約束を忘れてしまうことって経験ある方もいるかと思います。
そこで、約束事を忘れないためのアイデアを考案して下さい。アラーム機能など、なんでも構いません。
5.感情的になってしまう時のアイデア
親が子供に社会の一般常識について話をしている時に、そんなこと自分には関係ないという態度を取られたり、何回も何回も説明しても分かってくれないことがあったりするとついつい感情的になってしまいがちです。
そこで、感情的にならないように子供と対話するためのコミュニケーションアイデアを考案して下さい。何回も説明してもわからないなら、実演しちゃうとか。
■その他ご注意
・アイデアをご提案する際は、アイデア(文章で書いたもの)の著作権をクライアントに譲渡する形となります。
・本企画は試験中ということもあり、状況によって条件等を変更することもあります。ご理解くださいませ。
■ご質問、お問い合わせ等
ご質問やお問い合わせ等はこちらからどうぞ。
https://theshare.info/ideashare/contact
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