配管肉厚測定から更新範囲を決定|全面更新を避けた事例
山田智子
2026/8/19
2026/8/19
山田智子です。設備点検と中長期修繕計画を担当するビル管理技術者です。今回、会員の皆さんと共有したい内容をまとめました。
背景と目的
古い冷温水配管の肉厚を複数地点で測り、劣化が進んだ区間を優先更新した事例です。
漏水した一か所だけを見て全面更新を検討していましたが、材質、流速、保温状態、過去の補修を調べると劣化の程度に差がありました。直管、曲がり、分岐、機械室など条件の違う場所を測定し、残存肉厚と重要度を組み合わせて更新範囲を決めました。残した区間は次回測定時期を台帳へ登録しています。
結果だけを見ると簡単に解決したように見えますが、実際には測定、仮説、試行、確認を繰り返しています。途中で外れた予想も含めて共有します。
全面更新と部分更新を、工事費、停止期間、次回更新のしやすさで比べます。工事中の仮設設備と利用者への案内も計画します。
説明するときは、正常な状態と異常な状態を同じ形式で並べると違いが伝わります。数字がない場合でも、音、におい、振動、発生時間など、後から比べられる言葉を選びます。
メーカー資料は重要ですが、実際の建物では周囲温度や使用時間が異なります。カタログ値と現地の測定値が違う場合は、その理由を一つずつ確かめます。
安全に関わる異常は応急処置で終わらせず、原因調査と恒久対策を別の項目で管理します。再開の判断者も事前に決めます。
確認したいこと
- 測定場所を図面へ残す
- 同じ方法で再測定できるようにする
- 漏水時の影響度も評価する
- 残した配管の監視計画を決める
似た問題を別の方法で解決した例があれば、建物条件と確認の順番も含めて共有してください。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

コメント
「配管肉厚測定から更新範囲を決定」という説明を読んで、現場では図面だけでなく搬入と作業場所の確認が欠かせません。
特に「停止した場合の影響を設備ごとに考える」ことが大切だと感じました。設計者と施工者の分担は、どの時点で決めていますか。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。
山本修司さん、「配管肉厚測定から更新範囲を決定」について具体的なコメントをありがとうございます。
まず現状を測定し、「停止した場合の影響を設備ごとに考える」ように進めてみます。実施後の状況も共有します。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。
今回の「配管肉厚測定から更新範囲を決定」に近い場面を経験しました。まず「停止した場合の影響を設備ごとに考える」ところから確認すると原因を整理しやすかったです。
対策後の数値まで共有されると効果を判断しやすいと思います。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。