非常用発電機の始動不良を改善|燃料・蓄電池・負荷試験
斎藤隆
2026/8/19
2026/8/19
斎藤隆です。大規模建築の設備施工管理を25年経験しています。今回、会員の皆さんと共有したい内容をまとめました。
月例試運転では動いていた非常用発電機が停電試験で始動しなかった原因を調べ、点検内容を見直しました。
今回の考え方
記録を確認すると無負荷運転が中心で、始動用蓄電池の電圧低下を十分に見ていませんでした。燃料の劣化、充電器、端子の緩み、始動時電圧を順に調べ、蓄電池を交換しました。その後は実際の負荷を想定した試験を計画し、発電機が動くだけでなく、必要なポンプや照明へ電源が届くことを確認しています。
停電作業では止めてよい設備と止められない設備を早めに整理します。復電後は、電源が戻っただけでなく必要な機器が正常に動くことまで確認します。
大きな機器交換の前に、記録と測定から原因を絞りました。費用だけでなく、停止時間、保守のしやすさ、利用者への影響も改善案の比較に含めています。
メーカー資料は重要ですが、実際の建物では周囲温度や使用時間が異なります。カタログ値と現地の測定値が違う場合は、その理由を一つずつ確かめます。
安全に関わる異常は応急処置で終わらせず、原因調査と恒久対策を別の項目で管理します。再開の判断者も事前に決めます。
進め方の確認
- 始動前後の電圧を記録する
- 燃料の保管期間と量を確認する
- 無負荷と負荷試験を使い分ける
- 自動切替え後の設備動作を見る
見落としやすい点や、若手へ伝えておきたい注意点があれば補足をお願いします。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

コメント
「非常用発電機の始動不良を改善」という内容を分かりやすく共有していただき、ありがとうございます。単線結線図と現場の回路表示を合わせることが基本だと思います。
若手が最初に覚えるなら、どの項目を優先するとよいでしょうか。
※このコメントはデモンストレーション用のサンプルです。