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『幕章』を使うことのメリット

投稿:静原認  
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皆さんは小説を書く時に、『幕章』を書くだろうか。

 

章と章の間にいれる、短い章のことだが、

状況によってこれを入れることで、いろいろとメリットがある。

 

私も幕章を入れる時と入れない時がある。

文章や物語、ストーリーラインによって、幕章の良し悪しは変わってくるのかもしれない。

 

今回はそのメリットについて語りたいと思う。

 

 

一呼吸おきたい時

 

たとえば、第一章から第二章の間に、幕章を入れるとしよう。

 

この幕章はどのような役割をもつか。

 

そもそも、章を終わらせるのは、一呼吸おきたいからである。

次の章へと移る際に、ページをめくる一呼吸。

その一呼吸で、間をあけて、メインストーリーのテンポをとるのだ。

 

幕章を入れていると、その一呼吸の長さを伸ばすことができると私は考える。

 

幕章に入る以上、場面が変わる。

第一章の続きではない。

 

だから一呼吸になる。そして、すこし文章がある。

だから、何もなく第二章に移るよりも、心の間をおきやすい。

 

手法の一つとして、自覚しておきたい。

 

 

回想シーンを入れたい時

 

さきほども言ったが、幕章とは一呼吸おける場所だ。

 

だから、場面を変えやすい。

 

回想シーンというのは、大きく場面が変わる場所。

 

つまり、回想シーンと幕章は、よくあっているといえる。

 

時に、回想シーンは、場面を強引に変えてしまう。

第一章の真ん中でそれをやってしまうと、テンポを乱してしまうこともあるかもしれない。

 

幕章で回想シーンを入れるということは、場面転換の強引さ、無理やりさを防げるのだ。

 

 

短い場面を入れたい時

 

ストーリーの一場面を書く時、

「あまり短すぎるとテンポが速すぎるから極力やめたい」

そう思ったことはないだろうか。

 

これは本当に主観で申し訳ないのだが、

幕章にかくストーリーは、短くても問題はないと思う。

 

内容が、回想シーンにせよ、自分語りにせよ、

幕章は、1つの場面として完全に独立しているように思える。

一種の少し特殊な表現方法である、ともいえる

 

だから、短さとかが気にならないのかもしれない。

 

自分の文章力の問題かもしれないが、

私は、回想シーンや、特に自分語りは、長い文章をかけない。

 

長すぎると、退屈させてしまう気もする。

 

だから、幕章はそういうときに非常に活用できると思うのだ。

 

 

まとめ

 

ここまで読んでいただき、感謝します。

 

幕章については個人によって色々と考えがあると思う。

 

この意見が、誰かにとっての参考になればと思う。

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