フルカラーカバー✕表紙色上質紙✕表紙本文単色刷り
基本仕様について
今回利用させていただいたのは「夢工房まつやま」さんの【オンデマンド本 平とじ 表紙単色・2色・グラデーション ブックカバー付き 文庫】というメニューです
ブックカバー用紙：サテン金藤(ダルアート紙)110kg
ブックカバー印刷：フルカラー片面印刷
表紙用紙：色上質最厚口うぐいす
表紙印刷色：しゅ
本文用紙：淡クリームキンマリ 70kg
本文印刷色：あい
（本文印刷色あい）
作成にあたっての準備
まず、印刷所のお試し印刷で印刷色を確認（サイズダウンのためぼやけています）
基本仕様で本文印刷色が変えられるいうことで、内容が小説であることと本文用紙がクリーム色の淡クリームキンマリであることも加味し本文印刷色を決めました
このとき気に入った別の色は表紙に使うことにし、合わせて表紙用紙の色も決まりました
（このお試し印刷では印刷所ホームページには掲載されていない新色も印刷してくれていて、実際に問い合わせるのは大事なことなのだなぁと思いました。他にも、表紙用紙の在庫や締切などについても詳しく相談させてもらいました）
感想（苦労したこと、改善点）
カバーを作るということはデザインが表紙とカバーの二種類必要ということです
特にカバーにPPがかけられない仕様だったので、そでや背などの折れる部分は印刷のないデザインにしたほうが良いだろうと試行錯誤しました
慣れないことに苦労はしましたが、カバー付き文庫という目標が一つクリアできたことは嬉しいです
次回があるのならカバーがある本だからこそのデザイン（表紙と繋がりのあるデザインやカバー下小説など、いろいろできそう）を考えてみたいと思いました
※画像は適宜色を調整しています。実物とは差異があります
デザインコンセプトについて
これまで書いたSSの再録であり、内容は日常のたわいない話ばかり
カバーは二人が連れ立って歩く街の風景をイメージして、背表紙側は同じイラストの色味を変えることで日々や季節の移ろいを表しました
表紙は明るいうぐいす色と朱色のインクで、メロンソーダとチェリーの色味をイメージ
折り返し部には十数字程度の短文を表側と裏側で対になるように配置しました
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