ジャケットの左右で袖丈が違う寸法不良を見つけた確認手順
テーラードジャケットの最終サンプルで、着用すると右袖だけ長く見える問題がありました。平置きの採寸値だけを見ると差は小さかったため、袖そのもの、肩の取り付け位置、プレスの状態を順番に確認しました。
今回分かったこと
袖丈を同じ基準点から測り直すと左右差は4ミリでしたが、肩先の高さと袖山のいせ込み量にも差があり、着用時には約1センチの違いに見えました。袖口の折り上げ線も片側だけずれていたため、一つの寸法だけでなく複数工程が重なった不良でした。
現場で行った確認
- 左右を同じ台と姿勢で採寸する
- 肩幅、袖山、袖口の折り線も確認する
- 平置きと人体またはボディ着用の両方で見る
- 修正前後の写真と採寸表を残す
量産指示では袖丈の数値だけでなく、肩線から袖口までの測り方を図で示し、最初の10枚を連続確認することにしました。見え方の問題は、数値と着用確認を組み合わせる必要があります。
ジャケットの左右差を検品するとき、先に確認すると効率のよい箇所があれば共有してください。
ブランド生産管理の立場では、品質、納期、補修範囲を同時に整理することが大切です。今回の「ジャケットの左右で袖丈が違う寸法不良を見つけた確認手順」と似た事例でも、素材や用途が違えば同じ対策が使えるとは限りません。条件を比べられる記録を残し、次回生産で効果を確認します。
合否を決める前に、承認見本、仕様書、検品基準のどれを根拠にしたかを明記します。基準が曖昧な場合は現場だけで決めず、ブランド側の担当者へ写真と数値をそろえて確認します。
※この投稿はデモンストレーション用のサンプルです。

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