7/29「市民が行う情報公開」【講座:「メディアを問い直す~ジェンダーと民主主義の視点から」の第5回】
《ハイブリッド開催決定!》
連続講座
メディアを問い直す~ジェンダーと民主主義の視点から
【第五回】7月29日(金)19:00~21:00
「市民が行う情報公開」
講師:三木由希子さん
NPO法人情報公開クリアリングハウス理事長。専修大学兼任講師。情報公開制度や公文書管理制度、個人情報保護制度など公的機関に対する知る権利の確立のため調査、政策提案、意見表明、制度利用者支援などを行う。自治体の審議会等の委員も務める。
〈内容〉
民主主義を機能させるには情報を知らされている市民の存在が欠かせない。受動的に流れてくる情報に触れるだけでなく、情報公開制度で自ら知りたい情報の公開を求める能動性も必要だ。主体的で自律的な市民の存在が多くいることが機能するための条件である情報公開制度について、市民にとってどのような手段であるのか、どのように実践されてきているのかを概観する。
《ハイブリッド開催決定!》
会場での参加を希望される方は以下をご確認の上、
7月25日(月)までにふぇみ・ゼミまでご連絡ください。
⇩
感染拡大に伴いオンラインのみの開催に切り替えます
お申し込み・詳細はコチラ
https://media-femizemi.peatix.com/
※3月~12月の年間プログラムとして全10回の企画です。
■全10回 講座の概要■
現在の日本社会において、政府や権力の暴力に歯止めをかけ、議論の場を提供するメディアの役割は、危機に瀕している。
政治のメディア介入と、メディアの政権への忖度は、2000年代から急速に進み、原発事故をきっかけにより報道の自由を大幅に縮小させた。人権侵害や社会問題の告発はメディアの重要な役割だが、マスメディアの常態化したセクハラや、格差社会への無理解など、報道組織と報道人の人権感覚の欠如は、若い世代を中心に、大手マスメディアへの不信感を抱かせている。
その反面、オルタナティブな存在として注目されたSNSには、緩い規制を利用した差別やヘイトスピーチが野放しになり、新たな問題を生み出している。
こうした危機を乗り越え、未来の社会とメディアの関係を考えるためには、ジェンダーと民主主義の視点での問い直しが不可欠である。それぞれの現場でメディアへの問題提起をしてきた講師を迎え、連続学習会、参加者との交流を通じて新たなメディアの姿を構想する。
---【年間プログラム】-------
【第一回】3月25日(金)19:00~21:00
「本当に重要なことを伝えられないのはなぜか?〜マスメディアを阻んでいるもの〜」
講師:竹信三恵子さん
【第二回】4月22日(金)19:00~21:00
「メディア界の#MeToo運動と報道の自由」
講師:松元ちえさん
【第三回】5月20日(金)19:00~21:00
「NHK番組改変事件から20年~女性国際戦犯法廷が問い続けること」
講師:池田恵理子さん
【第四回】6月17日(金)19:00~21:00
「ヘイトがあふれる時代に出版業界が果たしてしまった“役割”」
講師:木瀬貴吉さん
【第五回】7月29日(金)19:00~21:00
「市民が行う情報公開」
講師:三木由希子さん
【第六回】8月12日(金)19:00~21:00
「海外での「歴史戦」と右派のメディア展開」
講師:山口智美さん
【第七回】9月9日(金)19:00~21:00
「ネットに派生し増幅する差別~部落問題を中心に~」
アドバイザー:松村元樹さん
【第八回】10月21日(金)19:00~21:00
「まんがで描こう、一目で伝える社会問題。コツコツ発信で社会を変える」
講師:ぼうごなつこさん
【第九回】11月18日(金)19:00~21:00
「川崎のヘイトスピーチを取材してー市民の声が罰則条例に至る過程を中心に」
講師:石橋学さん
*スピンオフ回* 12月17日 (土) 10:30~12:30
「ネットワークによる裁判〜人権強化のためのオンラインオープンリソースの活用」
講師:Alexa Koenigさん
■チケット
*一回券 : 一般 1,500円(学生・寄付者 1,000円)
*全10回通し券: 一般 14,000円(学生・寄付者 9,500円)
お申し込み・詳細はコチラ
https://media-femizemi.peatix.com/
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ふぇみ・ゼミ
ホームページ https://femizemi.org/
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