学術論文読解を促進するためのマルチ AI エージェントディスカッション システムの体験と評価
[本研究について]
研究活動において文献レビューは基本的なステップの一つです。研究者は研究分野を徹底的に探究し、研究の文脈を理解し、研究アイデアの新規性を確認する必要があります。しかし、文献を読む過程で、研究者は十分な議論が不足しがちであり、認知バイアスが生じやすいです。本研究では、その課題点を見つけ、ユーザーと協力して、マルチAIエージェントを活用し、ユーザーが論文を理解し議論するのを支援するシステムを開発と評価することを目的としています。
[研究対象]
対象:学部生・修士(文理不問、HCIに関心がある方歓迎・TOEICスコア700点相当以上を有すること)
[研究場所]
オンライン
[実験内容]
● 事前アンケートを実施します。研究参加者の属性に関する選択式および記述式のアンケートで、アンケート質問紙のURLをメッセージ機能を通して送付しますので、Googleフォーム上で回答していただきます。所要時間は10分です。
● 実験のスケジュールは次のとおりです。
○ Day1(Pre-trainingテスト)・研究参加者は、ブラウザに標準搭載されているPDF閲覧機能を利用して「論文1」を読み、研究実施者が事前に準備したGoogleフォーム形式の「クリティカル・シンキング質問」にすべて回答します。その後、自身のクリティカル・シンキング能力に関する簡単な自己評価アンケート(こちらもGoogleフォーム形式)に回答します。
○ Day 2〜14(2週間のトレーニング期間)研究参加者は、合計6本論文「論文2〜7」を2週間で均等に読み、それぞれの論文に対して最低3つのクリティカル・シンキング質問に回答します。このトレーニング期間では、開発した「マルチAIエージェントによる支援システム」、「単一AIエージェントによる支援システム」、または「AIエージェントを用いない支援システム」のいずれかを使用していただきます。参加者にはあらかじめどちらのシステムを使うかが割り当てられており、指定された支援システムを通じて論文の批判的読解と質問への回答を行います。回答内容はすべて収集され、分析対象とします。その後、自身のクリティカル・シンキング能力に関して簡単なアンケート自己評価を行います。
○ Day 15(Post-trainingテスト)・研究参加者は、ブラウザに標準搭載されているPDF閲覧機能を利用して「論文8」を読み、研究実施者が事前に準備したGoogleフォーム形式の「クリティカル・シンキング質問」にすべて回答します。その後、自身のクリティカル・シンキング能力に関する簡単な自己評価アンケート(こちらもGoogleフォーム形式)に回答します。
[謝金]
9,600円分のAmazonギフトカードを提供します。
なお、途中で同意を撤回した場合は、これまでに読了した論文の有無にかかわらず、謝金は支給いたしません。
[問い合わせ先]
本研究に関する質問,ご不明な点がある場合は、以下にご連絡ください。
研究実施者:東京大学大学院学際情報学府 博士課程 方 欣瑞(xinrui.fang@iis-lab.org)
ご興味のある方は、下記のURLまたはメールにてお気軽にご連絡ください:
