アリの同定のコツ
アリの種類がわからなくて困っている、そんな時ありませんか?
今回はアリの同定のコツを
書きたいと思います。
1.正しい知識
まず一つは、正しい知識です。
これがないと、アリの同定はできません。
知識は知識でも、間違っていてはダメです。
信頼できるサイトや本を参考にして多くの正しい情報を知ること、それがいいです。
僕が使っている本は、
「アリハンドブック 増補改訂版」と「日本産アリ類図鑑」です。
正直言って、昆虫図鑑はアリの同定に役立ちません。
アリの情報が少なく、
間違いがある可能性があるからです。
僕が持っている昆虫図鑑は、
女王とワーカーの表示が間違っている時期があったので(今は修正済み)、正しいとは言えません。
(これは昆虫図鑑を否定しているわけではなく、昆虫図鑑で はアリの種類を調べるのには向かないと言いたい)
とにかく、正しい知識を手に入れること、それが一番の近道だと思います。
2.判断力
いくら正しい知識を持っていても、これがないと意味がありません。
例えば、ムネアカオオアリは、
山地に行けば行くほど黒化します。
それを色彩変異だと判断できなければ、誤同定に繋がります。
また、生息地、生息環境などから総合的に種類を判断することができなければ、種類はわからない時が多いです。
なので、判断力は必要です。
3.観察力
これは結構重要です。
アリの種類同定には、
観察力が必須です。
形態的に似ている種が多いからです。
つまり、細かい違いを見分ける必要があるってことです。
ただ、アリは小さい生き物。
見えない部分もある。
そういう時には、虫眼鏡やカメラなどがあると良いです。
それで細かいところを観察して、種類を見分けることができます。
他にも、巣の形状などから判断する時にも観察力は必要なので、これは必須です。
4.経験
正直言って、これが一番必要です。
長い間、アリを見分けていれば、種まではわからなくても、
属ならわかるようになってきます。
これなら同定が楽になります。
いろんなアリを見て、経験を積む、これが一番重要です。
5.終わりに
僕もアリ観察を始めたときは、トビイロシワアリですらわかりませんでした。
ただ、経験を積んだり、知識を蓄えたりしているうちに、
見たことないアリでもわかるようになってきました。
アリの飼育も楽しいですが、
観察も楽しいです。
是非皆さんもアリ観察を始めてみませんか?
写真:最近見つけたタカネムネボソアリ

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