ナワヨツボシオオアリ Camponotus nawai
こんにちは。
ありお手です。
あまり難関種ばかりを取り上げているとこれからアリ飼育を始めたいと考えている方が入り込みづらいかと思いますのでここで超簡単な種類をご紹介させていただきます。
名前はナワヨツボシオオアリと言います。海岸線沿いの遊歩道などに落ちている枯れ枝や枯れ竹内には面白いほど高確率で入っているやつ。
この種類の魅力は色合いのバリエーションでしょうか。
アリというとその種類によって色は決まっていてコロニー毎に違った色合いを見せる種はあまりいません。
ところがこのナワヨツボシオオアリは様々なタイプが存在していてコレクション性が高いことでも知られています。
私の飼育下では3タイプを所持しています。
1.ノーマルタイプ:通常の色彩で腹部には綺麗なヨツボシが全ての個体にしっかり刻まれていて若干赤褐色に色づく胸部とのコントラストが美しい。
2.50%黒化型:巣のおよそ半分の個体には模様がなく漆黒の黒光りを放つ。艶のある黒ってなんかいい。
3.90%黒化型:コロニー内から斑紋個体を探すのが大変なほどほとんどの個体が黒化している。光にかざすと非常に薄く斑紋を確認できる個体がいます。
女王はヤマヨツボシオオアリと違って単雌で一匹です。
飼育は簡単、乾燥系のアリですので加水はしません。
代わりに水入れを入れて飲み水を与えてあげればOK。乾燥系アリは加水し忘れによる全滅がほぼないので湿潤系アリより簡単な種類が多いですね。
また、乾燥させてるのでダニも発生しにくいのもいい。
飼育ケースは好みのものでいいですが、お勧めは木製巣かアクリル巣が適してると思います。
ただ、手に入りにくいとか作るにはちょっとという方は平置き石膏巣だけでも十分飼育可能です。ようは石膏でも加水しなければいいだけですからね。
私の巣はどうしても自然の姿を観察しやすいようにしたくて自作の筒型巣を2本セットしたものを使っています。
これだと自然界で良くみられるサテライトコロニー(採取してもしても女王がいねぇ~とイライラするやつです。)の姿を観察できてとてもGood!
写真2枚目がサテライトコロニーで3枚目が本巣(女王がいるコロニー)です。
良く観察してみるとどちらの巣にも卵塊があります。サテライトの方は女王が産んだ卵を持ってきているのか定かではありませんが、もしかすると女王物質の届かない離れた巣では雄生産が行われることが知られているのでこちらはワーカーが産んでいる雄になる卵かもしれませんね。
飼育下ではとにかく湿潤にしないことだけ考えていれば死ぬことはないのではと思えるほど簡単で良く増えます。
このコロニーは3年目のもので枝折り採取で持ち帰った子たちです。飼育当初は女王1、ワーカー80くらいでしたが今では400匹くらいになってます。
餌も何でも食べるので困りませんね。
ただ、蜜餌と肉餌はバランスよく与えたほうが健康的です。
ここは虫でも人でも変わりませんよ。笑
唯一採取場所だけちょっと面倒なところはありますが非常に魅力的なアリですので見つけた際には是非飼育に挑戦してみてください😆
ではまた~。

コメント
沢山のパターンがいるのですね!知らなかったです!!
以前私もナワヨツさんは飼育していたのですが斑点が見にくかったので同定は苦労しました笑
今思えば90%黒化型でしたね😆
残念ながら全滅してしまったんですけど、また見つけたら飼育したい種です!
今は飼育方法も分かってきて非常に扱いやすくなった種なので是非次は大コロニー化を目指しましょう❗